浜元二徳氏(1936−)は、水俣市で両親とともに漁業に従事し、水俣病患者である。両親と姉も水俣病患者。1969年、水俣病第一次訴訟に加わる。ストックホルムで開かれた第1回国連環境会議やカナダ先住民水俣病被害地を訪問するなど国際的な活動にも積極的に取り組み、のちに「アジアと水俣を結ぶ会」をつくった。また、水俣病の経験を踏まえて廃油リサイクルの「みなまた石けん工場」を立ち上げるとともに語り部としても活動をすすめている。
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