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令和3年度信託研究奨励金の募集について

わが国における信託制度の一層の発展を期するため、広く信託について研究しまたは研究しようとする方がたに奨励金を贈呈し、信託研究の振興を図ることを目的とします。

【応募資格】

信託に関する法律学的または経済学的研究を行う個人または共同研究グループ(これから研究に従事しようとする場合を含む)とし、次のとおり類別します。

第1類 大学の教授、准教授、講師もしくは各種研究機関の研究員等で研究歴においてこれらに準ずる方またはこれらの方が構成する共同研究グループ

第2類 大学の助教、大学院に在学中の方もしくは各種研究機関の研究員等で研究歴においてこれらに準ずる方またはこれらの方がたが構成する共同研究グループ

第3類 指導教授のもとに大学の助教または大学院もしくは大学学部に在学中の方がたが構成する共同研究グループ(ただし、大学学部に在学中の者のみが構成する共同研究グループを除く)

【贈呈金の総額】

総額、1,000万円以内とする

【研究テーマ】

信託に関する自由研究と課題研究があり、下記課題研究のテーマに限られるものではない。研究期間は原則として2年以内。

課題研究のテーマ

・信託制度の社会的意義に関する研究

・信託制度の経済効果に関する研究

・信託の新たな活用方法に関する研究

・海外における業態別規制から機能別規制への改正の動向とその考え方について

・海外における、他人財産を管理運用する者に課せられる義務に関する研究(特に欧州諸国、カナダ、オーストラリアのいずれか、または複数の国に関する研究)

・海外の信託兼営金融機関における利益相反管理とその考え方について(特に英米に関する研究)

・SDGsの実現に向けての信託の活用

・金融包摂の取組みにおける信託のあり方

・公益実現に資する信託のあり方

・FinTechの進展と信託の活用

・信託の受託者による情報の利用

・民事信託における課題とその解決策

・受益権を複層化した場合の課税のあり方

・海外における信託制度と課税の方法について

【提出書類】

※第3類に該当する場合は、経歴書、論文および推薦書の提出は必要ありません。

①信託研究奨励金受給申請書

②研究計画説明書

③経歴書

④論文(未発表のものでも既発表のものでも差支えありません。論文趣旨(4,000字以内)を添付)

⑤推薦書(適当な推薦者がいない場合は、省略してもかまいません)

(注)共同研究者がいる場合は、共同研究者の経歴書、論文も併せて提出。

※申請書は協会HP(https://www.shintaku-kyokai.or.jp/profile/business/research.html#promotionbusiness)よりダウンロードしてください。

【応募締切日】

令和3年9月30日(木)

 

(申請書申込・提出先)

一般社団法人 信託協会調査部(信託研究奨励金係)

〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル1階

電話(03)6206-3987