国立民族学博物館は、創設以来、大学共同利用機関として、我が国の学術研究の総合的推進を目指し、文化人類学・民俗学および関連諸科学の発展に貢献する高度なレベルの共同研究を推進してきました。
近年、本館に対して、文化人類学・民俗学および関連諸分野を含む新しい研究の創出、一般社会から寄せられる期待への積極的対応が求められています。そのような多様な研究の推進をめざして共同研究を募集します。共同研究には一般と若手のふたつの区分を設けており、共同研究(若手)は若手研究者を育成・支援することを目的としています。
1.共同研究のカテゴリー
カテゴリー1:新領域開拓型
文化人類学・民俗学及び関連諸分野を含む幅広いテーマを対象とし、挑戦的で、新領域開拓につながる研究。基礎的研究や萌芽的研究も含む。
カテゴリー2:学術資料共同利用型
本館の所蔵する資料(標本資料、文献資料、映像音響資料等)に関する研究。広い意味で展示につながる共同研究も含む。
2.共同研究の構成
(一般)
日本国内在住の研究者(10~15名程度)が参加。申請する共同研究に1名以上、本館の専任教員を必ずメンバーに含める。
(若手)
日本国内在住の研究者(8~10名程度)が参加。申請する共同研究に1名以上、本館の専任教員を必ずメンバーに含める。
3.募集件数
(一般)6~8件程度
(若手)2件程度
【申請期限】
平成31年4月12日(金)までに必着
※申請用紙のダウンロードその他、詳細につきましては国立民族学博物館のHP(http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/project) をご参照ください。