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2021年度 国立情報学研究所共同研究公募について

国立情報学研究所は、わが国の情報学分野での「未来価値創成(学術創成)」を目指し、国内外の大学及び研究機関の研究者との共同研究を推進しています。情報学には、人と社会に今までにない実価値を生み出す新しい理論、方法論、応用展開(未来価値)が求められています。そのような研究のさらなる推進と他の学問分野との連携による研究の開拓を進めるため共同研究を募集します。

[応募資格]

①国内の大学・短期大学・高等専門学校及び大学共同利用機関等に所属する研究者並びにこれらに準ずる研究者、大学院生(※ただし、社会人大学院生に限ります)

②国内の民間企業等に所属する研究者

[募集する共同研究]

・戦略研究公募型:150万円

情報学の動向を踏まえて本研究所が戦略的に設定した下記のテーマから希望の研究テーマを選択の上、具体的な研究課題を自由に設定してください。

①COVID-19感染症によるコロナ渦を乗り越えるための研究の提案

②SINET5を活用した革新的基盤機能及びアプリケーション・サービスの提案

③NII-SOCSのデータを活用したサイバーセキュリティ解析技術の提案

④オープンサイエンス時代を見据えた大学における研究データ基盤導入方式の提案

⑤研究資源としての「データセット」の構築と活用基盤の提案

⑥社会の活動の効率化を実現するCPS/loTサービスとシステム基盤デザインの提案

⑦人間らしい意味理解にせまる革新的モデルとアルゴリズムの提案

⑧機械学習応用システムの品質保証・向上のための技術の提案

⑨AIのためのUI、XAIに関する技術の提案

⑩文化財のより深い利活用のための革新的モデルとアルゴリズムの提案

⑪教育とITに関する技術及び学習データ活用の提案

⑫次世代インターネットのための基盤技術の提案

・研究企画会合公募型 年間上限80万円

下記の少なくとも一つを満たす新規の研究課題を自由に設定し、会合(交流会、議論、実習、打合わせ等)を実施してください。

情報学研究の枠組に拘らず、研究課題を自由に設定してください。

①異分野との情報学との連携

②情報学同士の連携強化

③情報学の難問に挑戦する新たなグランドチャレンジ

※会合は共同研究者5名以上で実施。今回の公募では、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大による影響を考慮し、会合の実施場所に制限を設けません。

・自由提案公募型 年間上限100万円

研究課題を自由に設定し、実施してください。

 

申請書提出期限:2020年12月1日(火)必着

※募集要項及び申請書等の様式は、HP(https://www.nii.ac.jp/research/collaboration/koubo/)よりダウンロードしてください。