児童・少年の健全育成「実践的研究助成」と称し、研究者と実践家が協働して、現場の実践をベースにして実践に役立つ成果をあげるための研究への助成を行っています。本年度も、特に以下の重点分野に対する課題を明確にした研究への助成を行います。
・研究対象
第1分野:健全育成のための教育、周到な準備を図る分野(教育、予防的対処等を図る分野)
【キーワード:キーフレーズ】
〇精神・身体・社会性の発達:生涯発達(ライフスパン)、愛着、自己肯定、自己形成、規範意識、基本的な生活習慣づくり、食育、自然体験、運動、人間関係、社会体験、社会参画・貢献、メディア、情報、多文化理解
〇保育、学校教育、社会教育:教育のユニバーサルデザイン、インクルーシブ教育、特別支援教育、教科教育、授業のオンライン化、総合的学習、アクティブラーニング、ICTメディアリテラシー、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、ストレスマネジメント、安全教育、健康教育、主催者教育、消費者教育、ペアレントトレーニング、人権教育、ダイバーシティ教育、環境教育、キャリア教育、職業教育
〇新たなファミリー・ネットワーク:親子関係の再構築、里親、あらたな家族のあり方
〇家庭、学校・地域社会の関係、再構築、地域教育:親への支援、学校と地域の連携・協業、コミュニティスクール、地域高齢者による健全育成支援
第2分野
【キーワード:キーフレーズ】
〇心身の発達・健康の問題:知的障がい、身体障がい、精神障がい、発達障がい、行動障がい、慢性疾患、難病、アレルギー性疾患
〇心身の危機:いじめ、自殺
〇家族の課題と病理:虐待、ネグレクト、マルトリートメント、家庭崩壊、DV、ヤングケアラー
〇人権・プライバシーの危機:性差別、LGBTQIA、性暴力、人種差別
〇社会性の危機:ひきこもり、不登校、非行、過度な情報ネットワーク(メディア・SNS・ゲーム)への依存・沈溺
〇大人の側の課題:貧困、教育の長時間労働・過度な心身への負担、教員(支援者含む)の専門性向上、チーム学校
・助成期間と助成金額
〇2年助成:2021年8月より2年間 1件最大400万・・・3件
〇1年助成:2021年8月より1年間 1件最大100万・・・6~7件
※2年助成と1年助成の重複申請は不可です。
・応募期間
2020年12月1日(火)~2021年3月10日(水)
・応募手続
財団所定の申請書(http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp)に記入押印し、作成した申請書の原本1部(片面印刷)にコピー3部(両面印刷)を添付して下記、財団宛てに送付してください。
(問い合わせ先・申請書送付先)
〒541-0042
大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル4F
日本生命財団 児童少年健全育成(研究助成)事務局
TEL:06-6204-4013/FAX:06-6204-0100
メール:jidou-kenkyu@nihonseimei-zaidan.or.jp