所長挨拶FROM THE DIRECTOR

所長:高林秀明

人権と福祉、平和のために

本研究所は、2026年、創立60周年を迎えました。あらためて皆さまに長年にわたる本研究所へのご理解とご協力に感謝を申し上げます。

いま世界は激動の中にあります。コロナ・パンデミックを経験した人類は、その後、ロシアのウクライナ侵攻、アメリカ・イスラエルよるイランへの軍事介入などに接しています。また、産業革命前からの気温上昇幅が 1.5℃を超え、地球は気候崩壊の局面に入ったと言われるように、国内外で自然災害が頻発しています。紛争と気候変動のリスクの下で、 権威主義の台頭と社会保障制度の抑制が、各国の民主主義と人々の連帯にネガティブな影響を与えることへの懸念も生じています。なかでも破壊的な権利侵害をもたらす戦争は何としても避けなければなりません。いま学問世界の責務が問われる中、私たち研究所の役割もますます大きくなっています。

広義の福祉を共通基盤とする本研究所は、幅広い領域の研究者を擁し、分厚い研究業績を着実に蓄積してきました。私たちの知的創造の営みは、 人類の人権と福祉、平和への献身でもあります。 厳しい時代状況において、本研究所は、これまで以上に広い視野と深い分析を通して、身近な地域から世界まで、 人々の人権と福祉に貢献できるよう、より積極的に研究活動に取り組んでいく所存です。皆さまには、今後も本研究所の諸事業へのご支援とご協力をお願い致します。

第33代 社会福祉研究所長 高林 秀明

PAGE TOP