公開講座「DOがくもん」DO GAKUMON

高齢化社会の進展、社会の成熟化に伴い、地域に開かれた高等教育の場としての大学の役割は年々高まりをみせています。こうした社会状況を背景に、1992(平成4)年度からスタートした「DOがくもん」の開講により、生涯教育を担う高等教育機関として地域社会に貢献してきました。熊本日日新聞社との共催により、毎年実施する「DOがくもん」は、第一線で活躍する各界のエキスパート・著名人を講師に迎えます。その道の第一人者ならではの視点と体験から語られる内容は、広く親しまれ、多くの支持を得ています。

DOがくもん(2016年度)

第24期 「DOがくもん」第3回講演会

日時
平成28年12月10日(土)午後2時~3時半
テーマ
私の脚本家人生ー“好き”を力にー
講師
山本 むつみ(やまもと むつみ)氏
脚本家

脚本家。北海道出身。北海道大学教育学部卒業後、編集者をしながら脚本家を目指す。
2004年「御宿かわせみ」でテレビドラマの脚本家デビュー。以後、2010年前期のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」をはじめ、「慶次郎縁側日記」「秘太刀馬の骨」「塚原卜伝」、土曜ドラマ「トップセールス」「相棒season 12~15」「コウノドリ」など、時代劇・現代劇を問わず、多様なジャンルで執筆している。
ラジオでの活躍も多く、NHK「明治おばけ暦」では2007年度放送文化基金賞優秀賞を受賞。同作は2011年、劇団前進座創立八十周年記念公演として舞台化、上演された。

第24期 「DOがくもん」第2回講演会

日時
平成28年9月24日(土)午後2時~3時半
テーマ
現代の幸福論 -「幸せ」と「不安」のハザマで揺れる若者たち-
講師
古市 憲寿(ふるいち のりとし)氏
社会学者

社会学者。1985年東京都生まれ。2007年慶應義塾大学環境情報学部卒。現在東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程に在籍中。2011年に「絶望の国の幸福な若者たち」(講談社)で、世代間格差や就職難に苦しむ若者たちの生活満足度や幸福度が実は高いことを指摘し、大きな反響を呼んだ。その後も2014年「だから日本はズレている」(新潮新書)、2015年「保育園義務教育化」(小学館)などの著作で、社会のさまざまなゆがみや理不尽さを描き、注目を集めている。司会やコメンテーターとして、テレビへの出演も多数。

第24期 「DOがくもん」第1回講演会

日時
平成28年6月18日(土)午後2時~3時半
テーマ
戦国時代に学ぶ現代を生き抜く力
講師
本郷 和人(ほんごう かずと)氏
東京大学史料編纂所教授

東京大学史料編纂所教授。東京都出身。
1983年東京大学文学部卒業。同大学史料編纂所准教授などを経て、2012年から現職。専門は日本中世史で、資料集「大日本史料」の編纂に長年携わる一方で、一般向けの著書も「なぜ幸村は家康より日本人に愛されるのか」(幻冬舎)や「戦国武将の選択」(産経セレクト)など多数。
「世界一受けたい授業」「林修の今でしょ!講座」などに出演するほか、中世を題材としたテレビドラマ・アニメの監修も務める。

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