公開講座「DOがくもん」DO GAKUMON

高齢化社会の進展、社会の成熟化に伴い、地域に開かれた高等教育の場としての大学の役割は年々高まりをみせています。こうした社会状況を背景に、1992(平成4)年度からスタートした「DOがくもん」の開講により、生涯教育を担う高等教育機関として地域社会に貢献してきました。熊本日日新聞社との共催により、毎年実施する「DOがくもん」は、第一線で活躍する各界のエキスパート・著名人を講師に迎えます。その道の第一人者ならではの視点と体験から語られる内容は、広く親しまれ、多くの支持を得ています。

DOがくもん(2017年度)

第25期 「DOがくもん」第3回講演会

日時
平成29年12月2日(土)午後2時~3時半
テーマ
写真で伝える、世界と東北の今
講師
安田 菜津紀(やすだ なつき)氏
フォトジャーナリスト

1987年神奈川県出身、上智大学卒業。
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進めている。2012年、「HIVと共に生まれる~ウガンダのエイズ孤児たち~」で第8回名取洋之助写真賞受賞。写真絵本に『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)、などがある。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

第25期「DOがくもん」第2回講演会

日時
平成29年10月28日(土)午後2時~3時半
テーマ
どすこい相撲人生
講師
錣山 矩幸(しころやま つねゆき)氏
錣山部屋師匠、元関脇寺尾

1963年東京都出身(本籍・鹿児島県)、井筒昭男親方(元関脇鶴ヶ嶺)の三男。1979年名古屋場所で初土俵。1989年春場所関脇。1999年初場所で幕内出場回数1222回を数え史上2位となる。2000年名古屋場所で十両に陥落するが、2001年春場所で戦後最高齢となる38歳24日での再入幕を果たす。2002年秋場所を最後に引退。幕内通算626勝753敗16休。殊勲賞3回、敢闘賞3回、技能賞1回受賞。引退後は年寄・錣山を襲名し、後進の指導にあたっている。

第25期「DOがくもん」第1回講演会

日時
平成29年7月1日(土)午後2時~3時半
テーマ
朝鮮半島の風を読む
講師
辺 真一(ぴょん じんいる)氏

ジャーナリスト。1947年東京生まれ。明治学院大学英文科卒業後、新聞記者(10年)を経てフリージャーナリストに。1980年北朝鮮取材訪問。1982年に朝鮮半島専門誌「コリア・レポート」を創刊、現編集長。2003年沖縄大学客員教授や、海上保安庁政策アドバイザー (~2015年3月)などを歴任。朝鮮半島情勢の第一人者として、テレビ、ラジオで評論活動を続けている。
主な著書に「在日の涙 間違いだらけの日韓関係」(飛鳥新社)、「世界が一目置く日本人、残念な日本人」(三笠書房)、「『金正恩の北朝鮮』と日本 『北を取り込む』という発想」(小学館)など多数。

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