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商学部吉川ゼミ生が天水町で特産物の柑橘類を活用した商品開発と販売会を実施

商学科吉川勝広教授(専門:マーケティング論)の3年ゼミ生が、12月7日(日)に草枕温泉てんすい(玉名市天水町)で、玉名市・玉名市天水地区地域おこし協力隊や地元事業者と連携し、特産物の柑橘類(かぼす・極早生みかん・木村みかん)を活用したアイスを開発し販売会を実施しました。

同町は人口減少や高齢化が進み、令和2年の国勢調査では人口密度が市全体の平均を下回り(259.8人/㎢)、高齢化率が高い(39.1%)状況から、過疎法にもとづき過疎地域に指定されています。玉名市天水地区地域おこし協力隊からの依頼により、吉川ゼミ生が同町の活性化と、移住・定住地に選ばれるための認知度やイメージの向上をめざし検討していくなか、特産物の柑橘類を使った商品開発をすることになりました。

ゼミ生たちは3班に分かれ、地元のみかん園の右田柑橘(玉名市天水町小天)とドライみかんを使ったチョコ菓子、規格外果物を活用したスムージーなどを提供するぶちスタンド(荒尾市)の協力を得て、柑橘類(かぼす・極早生みかん・木村みかん)を使ったアイスの開発・販売のほか、郷〇市では天水みかんのPRイベントを実施します。

12月7日(日)の草枕温泉てんすいでのアイスの販売会に参加したゼミ生の中村塁斗さんは、「これまで学んできたマーケティング理論を実践する場として今回の販売会に臨んでいます。商品のアピールポイントが視覚的にわかり易いように容器のデザインにもこだわりました。今回の取り組みの中で得られた専門知識、ものごとを進める過程、お客様との接し方などは、卒業後も私の大きな財産になると思います。また、熊本に根づいた大学の学生として地域活性化にいくらかでも貢献できることに喜びを感じています」と感想を述べました。

吉川ゼミでは、来年2月中下旬に天水市民センターで成果発表会を行い、玉名市地域おこし協力隊との産学官連携活動を引き続き展開していく予定です。

 

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