水俣学アーカイブとは
水俣学研究センターが独自に制作し集積してきた「水俣学アーカイブ」は、文献資料からなる「水俣学データベース」と視覚的に水俣を理解してもらう「映像アーカイブ」で構成している。
「水俣学データベース」は、2009年から当センターのホームページ上で公開を開始し、文献目録には、一部資料画像のマスキングを行い、写真資料は、水俣病事件のただなかを生きてきた元新日本窒素労働組合員の協力を仰ぎ、写真1枚が水俣病事件を知らない若い世代にまで語り続けていける情報を盛り込み目録化するとともに、写真画像を目録上で順次更新している。さらに、カセットテープなどの音源資料は、デジタル音源に変換し、目録上で視聴できるよう工夫を加え順次更新している。
「映像アーカイブ」は、資料と映像をリンクしたアーカイブで、研究者以外にも今の水俣の理解が容易になるよう、閲覧システムをホームページ上に構築し2014年に公開した。
横断検索は、水俣学アーカイブの中にある個別のデータベースを1回の検索画面で探すことができ、資料活用の促進につなげるために2020年12月に設けた。なお、トップページ右上の「水俣学データベース」から個別の資料名をクリックして検索画面で資料を探すこともできる。水俣の知的資源とヒトを繋ぐ一助になることを願いたい。
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水俣学アーカイブ横断検索
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