新日本窒素労働組合旧蔵資料データベース
このデータベースは平成21年度および平成23年度に独立行政法人日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)を受けて作成したものです。

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凡  例

1.登録・分類事項

1)登録番号
 登録した簿冊・書籍等の1点毎に付した4桁の番号。
 登録は、原則として簿冊等の再編綴は行わず、原資料の架蔵状況を尊重したが、訴訟関連の資料は内容に錯綜が多くみられたことから一定の整理を行った。また一つの事件にかかわる資料の大半が一冊の簿冊に含まれており、他の簿冊に合綴された資料を合わせれば完全なものとなる場合、他の簿冊の合綴内容に統一性が低いと判断したときは、当該資料を元の簿冊から抜き出して、合綴し直したものもある。
 簿冊・袋入り・箱入りの資料については、それぞれそのまとまりを一点として登録を行った。機関紙・誌については、表題ごとに製本を行い、製本された一冊を一点として登録した。また、シリーズ名をもつ書籍・パンフレットも製本を行い、製本された一冊を一点として登録した。これ以外の、1枚から数枚でひとまとまりの資料は、それぞれのまとまり毎に一点として登録を行った。
 以上の原則により登録をおこなった結果、資料点数は6,225点となった。登録番号は6305番まで割当られているが、整理の過程で80点が欠番となったため、実際の資料点数この数である。

2)細目番号
 登録した簿冊・書籍等に含まれる資料1点毎に付した3桁の番号。
 資料が綴じられている順に、一番上を「1」として順に番号を付した。登録番号と細目番号の組み合わせにより、その資料が特定されるようになっている。

3)目次番号
 細目番号を付した新聞・雑誌に含まれる記事やノートのメモ1点毎に付した2桁の番号。

4)形態分類
 資料を登録する際に行った形態分類、次の四種に分けた。
A簿冊(簿冊・袋入・一括物)
B書籍(書籍の形態をもったもの)
Cパンフレット(原則として15ページ以下の刊行物)
D一紙(一枚ないし数枚の紙よりなるもの)

5)主題分類
 登録番号・細目番号・目次番号を付すさいに、資料に内容ににより主題分類を行った。分類表は、「主題分類表」として掲載した。
 分類は以下の原則により行った。
 (1)資料に複数の主題がふくまれている時は、最も中心的な主題に分類する。
 (2)下位の項目、例えば「11」から「19」の主題が均等にふくまれている場合は、上位の項目「10」に分類する。
 (3)上位の項目、例えば「10」と「20」と「80」の主題が均等にふくまれている場合は、「90.その他」に分類する。

6)地域分類
 細目番号と目次番号を付したデータは、当該資料に関係する都道府県名を地域として記入した。但し、水俣市に関係するものは「熊本県 水俣市」として別に立てた。


2.書誌事項

1)表 題
 ①表題は原則として、原資料に記載されているものを表題とした。
 ②原資料に表題を欠くもの、あるいは内容と明らかに食違っているものは、新たに表題を付し、原表題は備考欄に記載した。
 ③逐次刊行物は、逐次刊行物の紙誌名を表題とし、巻号を一字空けて付記し(巻号と別に通巻号をもつものは、丸括弧に入れて付記する)、「巻」「号」等の単位の記載は略した。
 〔例〕 さいれん 1―1(1)
 ④複数の紙誌名をもつ逐次刊行物は、最も長い期間用いられた紙誌名を表題とした。
 〔例〕機関誌さいれん 月刊さいれん サイレン → さいれん
 ⑤副表題があるものは、表題の次に一字開けでこれを記す。複数の副表題があるものは、重要度の高い順に、それぞれ一字開けでこれを記す。
 ⑥表題中の数字は原則としてアラビア数字で表記した。但し「一代」のように漢字の熟語の一部であるものについては、漢数字を用いた。
 〔例〕 新日窒労組十九回定期大会 → 新日窒労組19回定期大会
     会計報告 一九六二年度  → 会計報告 1962年度

2)作成者
 ①作成者は当該資料の作成者を記し、これがない場合は当該資料の発行者を記した。
 ②作成者と発行者の両者があるものは、作成者の欄には作成者を記載し、備考欄に発行者を記載した。
 ③複数の作成者がある場合は、作成者の欄には14字以内の作成者名と最後に「ほか」と記載し、記載できなかった作成者は備考欄に記載した。
 ④作成者名が不明なものは、「作成者不明」と記載した。
 ⑤組織名は当該資料が作成された時期の組織名を用い、異なる時期の資料が含まれていて組織名が異なる場合は、最も新しい時期の組織名を用いた。
 ⑥株式会社等の法人組織は、㈱、(財)、等の略号を用いた。
 〔例〕 新日本窒素株式会社 → ㈱新日窒
 ⑦頻出する組織名が長文の場合は、「略称一覧」に従って統一した略称を記した。なお、「○○労働組合」はすべて「○○労組」とした。
 〔例〕 新日本窒素労働組合 → 新日窒労組

3)作成年
 ①作成年は西暦で記載した。
 〔例〕 1952.10.25   通常の記入例
 ②年が不明な資料は、推定される作成年代を記入した。
 〔例〕 1950年代    年代が推定されるもの
 ③作成年あるいは作成年月ができるものは、推定した年月を〔 〕に入れて表記した。
 ④月・日が不明なものは、「--」と記載した。
 〔例〕 1952.--.--   月日が不明なもの
     1952.10.--   日付が不明なもの 


3.対照事項

1)資料種別
 ①細目番号・目次番号を付すにあたり、それぞれ資料種別を下記のものから選択して記載した。
  一紙  葉書  封書  ビラ  冊子  ノート  パンフ  雑誌  新聞  書籍

2)記録形式
 ①記録形式は、当該資料が記録された形式を下記のものから選択して記載した。
  手書
  簡易印刷(孔版印刷・タイプ印刷)
  印刷(活版印刷・オフセット印刷)
  コピー(カーボン複写・青焼コピー・湿式コピー・乾式コピー)

3)法 量
 ①法量は当該資料の最大の長さを、竪横の順で、単位はセンチメートルの切り上げで記載した。
 〔例〕 25×14

4)数 量
 ①冊子体で頁数が記されたものは頁数を記載した。単一の資料に複数のページ数が記載されている場合は、合計した数値をページ数とした。
 〔例〕 254頁  頁数が記されたもの
 ②冊子体で丁数が記されたものは丁数を記載した。また、袋とじの資料で、丁数を簡単に数えることができるものも、丁数を記載した。
 〔例〕 25丁   丁数が記されたもの
 ③冊子体で頁数が記されていないが、枚数を簡単に数えることができるものは、枚数を記載した。
 〔例〕 15枚   頁数がないもの
 ④冊子体で頁数・丁数ともに記されず、枚数・丁数を数えることができない資料は、「1冊」と記載した。
 〔例〕 1冊   頁数・丁数がないもの
 ⑤一紙、葉書、ビラなどは、枚数を記載した。
 ⑥手紙は、「1通」と記載した。

5)副 本
 ①一冊の簿冊の中に、同一資料が複数綴りこまれているものは、一点以外の資料を副本とみなし、その数量を記載した。

6)備 考
 ①備考欄にはおおよそ次のような事項を記載した。
 (1)表題欄に記載できなかった表題
 (2)異表題
 (3)著者と発行者が判明する資料の発行者
 (4)資料の属性(例えば組織の機関誌であることが表題では判然としない場合、当該組織の機関誌であると記載)

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