DB科研ほか採択:今年度の研究費
先日、科研費の交付内定の発表がありましたが、水俣学研究センターとしては、成果公開科研費が交付内定を受け水俣学関連資料のデータベース化を本格的に開始することになりました。なお、ソーシャルエコノミーに基づく障害者就労と水俣への応用に関する科研費(基盤研究C)も同時に交付内定を受けています。また、私学振興財団による大学院における水俣学教育の発展のモデル化に関する研究費も採択されています。
文部科学省のオープンリサーチセンター事業の大型研究費もついておりますが、こちらは5年目で最終年度です。
今年度交付内定を受けた研究費
新規:
○ 成果公開科研費(データベース科研)(研究代表者:花田昌宣)
新日本窒素労組資料のデータベース化(2009年)
メンバー:山本尚友、原田正純、富樫貞夫、研究助手
○ 科研費:ソーシャルエコノミーにもとづく障害者の就労の新たな可能性と現実性(基盤研究C)(2009年~2011年)(研究代表者:花田昌宣)
社会的経済と障害者就労の国内外の調査研究とそれに基づく水俣への適用
メンバー:田尻雅美、東俊裕
○学術研究振興資金:地域に根ざし現場に学ぶ大学院教育の構築:オープンな学としての水俣学の応用(研究代表者:花田昌宣)(2009年)
メンバー:宮北隆志、原田正純、守弘仁志、田尻雅美、藤本延啓、井上ゆかり
昨年からの継続
○ 科研費:水俣病半世紀の被害実態の再評価とその社会的影響に関する研究
(基盤研究B)(2008年~2010年)(研究代表者:原田正純)
メンバー:赤星香世子、大野哲夫、下地明友、富樫貞夫、中村俊也、萩原修子、花田昌宣、東俊裕、宮北隆志、守弘仁志、山本尚友、和田要
○ 科研費:胎児性水俣病の被害の多様性を踏まえた社会福祉的ケアの課題と将来への展望(基盤研究C)(2008年~2010年)(研究代表者:田尻雅美)