公開講座 市民向けの一般的な内容

今後の予定

第23期公開講座「化学物質による汚染・公害にどう向き合うのか」

第23期公開講座「化学物質による汚染・公害にどう向き合うのか」を開催いたします。
水俣学研究センターは、「負の遺産としての公害、水俣病を未来に活かす」ことを目的として、2005年4月の開設以来、研究・調査・教育活動をすすめています。
水俣病事件は今年で公式確認から70年を過ぎましたが、現在も裁判で救済を求める人々が大勢います。様々な公害を経験をした日本ですが、新たな化学物質による地下水汚染や香りによる被害が発生し、不安を抱えています。改めて日本社会で起こっている化学物質汚染とその被害について学び、被害当事者たちが求める解決とは何かを聞き、汚染が分かったときに何をすべきか、行政・企業、一人ひとりができることは何か考えてみたいと思います。

開催日程:2026年9月29日から10月27日の毎週火曜
会  場:エコネットみなまた(水俣市南福寺)
時  間::午後6時30分〜8時30分
対  象:水俣・芦北地域の市民(どなたでも、ご参加できます)
後  援:水俣市、水俣市社会福祉協議会

公開講座予定
9月29日 「国際的な化学物質管理の最新動向と国連プラスチック条約」中地重晴(熊本学園大学 水俣学研究センター長・社会福祉学部教授)
10月6日「有機フッ素化合物PFASによる環境汚染と市民科学」原田浩二(京都府立大学教授)
10月13日「農薬使用の現状と課題、農薬再評価の問題点」木村-黒田純子(環境脳神経情報センター副代表・医学博士)
10月20日「香害とは、現状と課題」平賀典子(新潟大学非常勤講師)
10月27日「水俣病70年アンケート調査報告」井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター研究員)

詳細は案内チラシもご覧ください。
お申し込みは関連資料の申し込み用紙にご記入の上、お申し込みください。
参加申込先
熊本学園大学 水俣学現地研究センター
メール:m-genchi@kumagaku.ac.jp
Fax :0966-83-8883
電 話:0966-63-5030

以下は終了しました

研究活動報告

第22期公開講座「水俣学研究センター20年~水俣学と公害のこれまでとこれから~」を開催しました。

第22期公開講座「水俣学研究センター20年~水俣学と公害のこれまでとこれから~」を水俣市のエコネットみなまたホールにて9月30日から10月28日までの毎週火曜、全5回を開催いたしました。
「負の遺産としての公害、⽔俣病を未来に活かす」ことを⽬的として、私たちが⽔俣学研究センターを設⽴してから20年が経ちます。今回はあらためてその理念に⽴ち戻って、「⽔俣学と公害のこれまでとこれから」と題する公開講座を企画しました。
初回は水俣学研究センター立ち上げから先頭にたち、センター長を13年務めた花田昌宣が「⽔俣学研究センター20年 ―⽔俣学と⽔俣病―」 と題して、センター立ち上げ前から、初代センター長の故原田正純先生が、熊本学園大学に赴任する際の話から、センターの取り組み、課題などを話しました。2回目は4大公害の四日市喘息について「判決から53年 ―「四⽇市公害」の今」 と題し、伊藤氏より四日市喘息の現状をお話しいただきました。3回目は頼藤氏より、水俣病によって「生まれなかったいのち」について話をしていただきました。4回目は、水俣病の被害当事者の大戸迫氏より、自身の水俣病について話していただき、東氏より、「水俣病と障害者に」ついて、認定の違いや差別に対する問題などを話していただきました。最終回は、三苫氏よりカネミ油症の現状について、膨大な資料とともに、大変分かりやすく、そして力のあるお話でした。最後に「私たちは微力だが、無力ではない」と言われたことが印象に強く残りました。
毎回たくさんの質問や感想をいただきました。現場の取り組みを聞くことで、新たな希望を持つことができる講義で、受講生の方々にも好評でした。ありがとうございました。
延べ183人の方々が受講し、そのうち10人が全5回参加され修了証を発行いたしました。

 

最近の研究・活動報告