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2017年度水俣学研究センター学内教職員水俣研修を開催しました。

2017年度水俣学研究センター学内教職員水俣現地研修を2月17日(土)に行いました。当センターでは、年に一度,学内教職員を対象に水俣において,水俣学現地研究センターならびに漁村地区など現地訪問研修を実施し,水俣学研究センターならびに本研究プロジェクトに関する理解を深め,研究基盤形成を学内的に支援する体制に資するとともに,研究を支える人材を育成することを目的に開催しています。

本年度は、教職員7名が参加してくださいました。水俣病の原因となるチッソ水俣工場正門を車中から見学し、排水が流された百間排水口、水俣市立水俣病資料館、水俣病公式確認のきっかけとなった姉妹二人が発病した坪段、水俣病多発漁村の茂道を見学しました。昼食は「南里」で太刀魚丼、貝汁定食などを堪能しました。水俣学現地研究センターでは、職員・アルバイトさんも出勤し、保存・公開している資料、健康・医療・福祉相談など具体的な研究活動を紹介し、交流を深めました。
水俣での楽しみとして冬場に最盛期を迎えているパール柑を杉本水産から頂き堪能、水俣・芦北地域の特産を味わえるよう道の駅、水俣の「まつぼっくり」、田の浦の「肥後うらら」、水俣病の教訓から無農薬、自然の営みと循環していけるせっけんなどを生産している「エコネットみなまた」の製品や「柳屋」の美貴もなかも取り入れています。
来年度も開催しますので、ぜひ、ご参加ください。
また、ご協力いただきました水俣の方々に感謝申し上げます。

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