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原田正純旧蔵資料の一部を公開しました

本資料は、水俣病とくに胎児性水俣病の調査研究に半世紀以上携わり、「水俣学」を提唱した原田正純が熊本大学時代から蒐集したものです。

その内容は、検診カルテ、ヒアリング資料、身体状況や生活状況を映した映像フィルムや音声などがあり一級資料といえます。水俣病研究のほか、土呂久・砒素中毒調査、三池・一酸化炭素中毒患者調査やカネミ油症調査資料、患者の脳波や映像資料を目録化しました。

検診録などの個人情報を多く含む資料に関しては、その個人に影響が及ぶ可能性があります。メタデータ上に掲載しているのは、どのような資料があるかを知らせ、資料を死蔵させないために掲載しています。

文献目録933点、カセットテープ13点うち2点の音声データ、スライド998点うち画像を341点、映像フィルム88点うち2点の画像をアップロードしました。

他の資料についても同様ですが、資料閲覧希望の方は、事前に、当センターホームページ上の「資料室利用」にある、「閲覧手続き、注意事項」を確認のうえ、「閲覧許可申請書」をメールまたは郵送で提出してください。

当センターの運営委員会で検討し、閲覧可能かの採否を連絡させていただきます。

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