2016年度報告
2013度開催した国際フォーラムで連携が深まった国々の研究者やNGOとの共同調査を実施した。
タイ・ミャンマー：東部臨海工業地帯マプタプット工業団地（ラヨーン県）における公害と被害補償および地域社会の変容に関する調査（2016年２月）、並びに、現在、タイにおいて全国的課題となっている東北タイ・ルーイ県の金鉱山周辺地域における生活破壊と被害地域のリハビリテーションに関する調査とワークショップを、チュラロンコン大学や環境NGO・EARTHと連携し継続的に行った（2016年9月、12月、3月）。また、両地区の住民をも交えての学術セミナーを、水俣病公式確認60年を期してチュラロンコン大学で共催し、被害者との交流を深めた（2016年9月10日）。
＊この研究の一部はJSPS科研費16H05718の助成を受けたものです。
