国際フォーラム

『環境被害に関する国際フォーラム ~水俣50年の教訓は活かされたか~』

期日 2006年9月8~12日

主催:熊本学園大学水俣学研究センター

共催:日本環境会議

招聘者:14カ国・地域より60名

参加者:14カ国・地域より20名、国内参加者220名

会場 9月8~9日 熊本学園大学 1221教室

9月8日(金) 基調講演と総括的報告

開会式

基調講演

基調講演1 『水俣病事件の教訓』 富樫貞夫(熊本学園大学社会福祉学部教授・ORCプロジェクト3研究員)

基調講演2 『被害の責任?水俣病からアスベスト災害へ』 宮本憲一(日本環境会議代表理事,前滋賀大学学長)

ビデオ 「水俣病とその教訓」

第1セッション:総括的報告

報告1『中国における水質汚染防止に関する法と政策』 マ・イェン(北京政法大学公害被害者法律支援センター助教授)

報告2『韓国における環境問題の現状と反公害運動』 キム・ヘジョン(韓国環境運動連合代表) ソンブン・スリランカドケアー(職業病と環境関連ネットワーク代表)

第2セッション:総括的報告(続き)

報告4『フィリピンにおける環境問題の現状と反公害運動』 ダンテ・G・シンビュラン(ベースクリーンアップ住民特別対策本部)

報告5『ソエト希望の丘から協働の力を信じて:アパルトヘイトとコミュニティの再生』 マンドラ・メントール(ソエト希望の丘(SOMOHO) 代表)

 

9月9日(土)各地域からの報告

第3セッション:水銀による環境汚染,健康被害

報告1『アマゾン、タパジョス川流域における水銀暴露, その後の展開:1994-2003』 及川定一(パラ大学熱帯医学研究所助教授)

報告2『35年間続く疑い:カナダにおける水銀中毒事件』 アンソニー・ヘンリー(カナダ先住民・水俣病被害者) ガブリエル・フォビスター(カナダ先住民・水俣病被害者)

 

第4セッション:水銀による環境汚染,健康被害(続き)

報告3『松花江におけるメチル水銀汚染と再発防止策』 リュウ・ヤン・マオ(水利部松遼流域水資源保護局)

報告4『鉱山と水銀:選択なき選択?』 ゾキオルト・シュレンチメグ(ILO国民計画コーディネーター)

 

第5セッション:砒素汚染,複合汚染,放射性廃棄物

報告1『ベンガル平原における地下水砒素汚染とその健康被害:19年間の研究レポート』 ディパンカー・チャクラボーティ(ジャダプール大学環境学部教授)

報告2『インドネシア・北スラベシ・ブイヤット事件の教訓』 リグノルダ・ジャマルディーン(メナド大学)  スルティーニ・パプトゥンガン(被害者)

報告3『マレーシア・ブキメラ住民の闘い ? 日系企業の放射性廃棄物不法投棄』 ヒュウ・ユン・タ(反放射能ペラ住民行動委員会代表) ファン・クィ・ヤウ(反放射能ペラ住民行動委員会事務局長)

第6セッション:産業災害,ダイオキシン,PCP

報告1『インド・世界最悪の化学工場事故?ボパール事件の20年』 ラチャナ・ディングラ(ボパール情報・行動グループ事務局) ラシダ・ビー(ボパール事故被害者・女性文具労働組合代表)

報告2『ベトナムにおける枯葉剤被害?今も続く被害の現状』

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