2005年度
年間を通じてJICA研修を受け入れた。また、原田がインドネシアにおいて：「水俣病」インドネシア語出版記念講演、台湾にて「水俣、カネミ油症からベトナムへ」日台シンポジウム、韓国蜜陽大学で開催された国際会議2005「アジア・太平洋地域における共通環境問題への取り組み」で講演を行った。
■海外研究者の受入れ
フランス「社会的経済」ヨーロッパﾟ団体連合理事Ｔ・ジャンテ氏を招聘し、公開セミナー「社会的経済と地域の発展」、韓国Hanyang大学Kim.Yoon-Shin氏を受入れ公開セミナー「環境衛生に関する日韓シンポジウム」を開催した。また、カナダ先住民を受け入れ、熊本・水俣で公開セミナーを開催するとともに水俣視察、患者との交流、熊本県知事・水俣市長表敬訪問などを行った。
タイNPO 人々のため環境訴訟と政策提案とEnLaw(Environmental Litigation and Advocacy for the Wants)弁護士、ダルニー・パイサーンパニッチクン（Darunee Paisanpanichkul）氏とNPOオルタナティブな産業ネットワークのためのキャンペーンとCAIN(Campaign for Alternative Industry Network)事務局長、ペンチョーン・サータン(Penchom Saetang)氏の水俣調査・視察を受け入れた。この成果は、第6回公開セミナー『タイにおける公害被害の現状』『Industrial Hazards and People Movement(タイの工業災害と民衆運動)』を報告した。
