水俣病共通診断書
水俣病の正式確認から50年が経過しているというのにその全貌さえ明らかになっていません。実態が明らかでないのにどのような有効な対策が立てられると言うのでしょうか。この50年間にわたる行政の怠慢の結果に他なりません。
社会常識からみても、客観的にみても、現在の認定審査会および認定制度は事実上破綻しています。ここに至って早急な患者救済を認定審査会に求めることは不可能です。
したがって、現在の認定制度における検診方法、診断の基準を医学的、実態的に検討し、医学的、合理的な検診方法、診断の基準などを自主的に確立し、早急な患者の救済を行うために水俣病患者の診断や治療にかかわってきた医師有志が集まって討論を重ねてきました。その討議をふまえ、水俣病被害者の早急な救済を図ること、公平性を図ること、被害実態の解明に資することなどを課題として共通診断書を作成しました。
連絡先
- 熊本学園大学 水俣学研究センター
- 〒862-8680 熊本市中央区大江2-5-1
- TEL:096-364-5161(内線1581)/FAX:096-372-0702(研究棟代表)
- URL:http://www3.kumagaku.ac.jp/minamata/
- 神経内科リハビリテーション協立クリニック
- 〒867-0045 水俣市桜井町2-2-28
- TEL:0966-63-6835 FAX:0966-63-1560
- 医療法人社団 熊本労安会 秋津レークタウンクリニック
- 〒861-2105 熊本市東区秋津町秋田3441-20
- TEL:096-368-6007/FAX:096-368-6177
関連文書
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- 共通診断書作成に当たって
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- 共通診断書書式
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- 水俣病認定患者分布状況
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- 二点識別覚閾値の正常値
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