「水俣病事件資料集続編年譜」[2024.10.31]
水俣学研究センターが水俣病事件資料集編纂委員会をたちあげ『水俣病事件資料集』の1969年以降の続編を刊行すべく史料編纂を行ってきた過程で水俣病事件史年表を作成しました。どの資料から年表を作成したかが分かるようにしています。
発行:ホープ印刷株式会社
刊行するにあたっては、以下の研究助成を受けました。
· 一般財団法人水俣・熊本みらい基金「水俣・熊本みらい基金(つんなう基金)」「後世につなぐ1969年以降 の水俣病事件資料集編纂と刊行」2019年度〜2023年度
· 日本学術振興会科学研究費「水俣病被害者に対する補償・救済と地域復権に関する総合的研究」 (代表:花田昌宣)基盤研究(B)、2021年度~2023年度 、課題番号21H00787
· 日本学術振興会科学研究費「公害教育実践に利する水俣学アーカイブの構築とその外延」( 代表:井上ゆかり)基盤研究(B)、2020年度~2022年度 、課題番号20H01651
これまでの出版物
「水俣に生きた労働者 チッソと新日窒労組の59年」[2021.3.31]
チッソ労働運動史研究会は、チッソの労働組合の歴史をたどることを通して、日本の労働運動史を研究すること目的として研究を続けています。今回、その成果をまとめ出版することができました。
発行:明石書店
価格:3,600円+税
ご希望の方は、水俣学研究センターにお問い合わせください。
メール:minamata@kumagaku.ac.jp
電話:096-364-8913
FAX:096-364-5320
平成27年度〜31年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業成果報告書を刊行しました[2020年5月27日]
水俣学研究センターは2005(平成17)年に設置され、原田正純先生を中心として、水俣学の構築を目指して研究調査、学内外の教育、社会貢献と情報発信に努め、発足してから15年が経過しました。本書は、2015(平成27)年より5年にわたり実施された文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業:水俣病の経験を将来に活かした地域構想と国際的情報発信のための水俣学研究拠点の構築」の成果報告書です。
事業報告書としての性格として、当初の事業計画と目標をふまえて、得られた成果や達成度を社会に公表し、批判をあおぐことを課題として執筆しています。
ご希望の方は、下記のURLからダウンロードしてください。https://gkbn.kumagaku.ac.jp/minamata/wp-content/uploads/2020/06/63c53aa696f987c9720aa6d517f52d60-1.pdf
『生き続ける水俣病―漁村の社会学・医学的実証研究』[2020年3月30日]
なぜ、いまだ水俣病事件が終わることができないのかー。本書では、原田正純らとともに芦北の漁村で医学的調査を行い、社会学的調査をとおして漁村の暮らしを丹念に捉える水俣学のあり方を明示した。それを通して、患者たちが体現する水俣病の提示、水俣病をめぐる政治的社会的権力構造の分析を他分野の方法論を用い行っている。
発行:藤原書店
価格:3600+税
必要な方は、水俣学研究センターにお問い合わせください。
水俣学研究資料叢書Ⅴ「海録 女島に生きた漁民」[2016年3月30日]
水俣学研究資料叢書Ⅴ「海録 女島に生きた漁民」
本書は、芦北町女島の漁師である岩本氏が書き残したものを、文脈を損ねることがないよう編者が最小限の注をつけて復刻したものである。
ご希望の方は、当センターにお問い合わせください。