水俣学研究センター資料叢書Ⅵ 「不知火海の漁師聞き書き」[2017年3月30日]
水俣学の基本的な考え方の一つとして、「地域に学ぶ」、「専門家と素人との協働」という方法が示されています。これは、原田正純氏が提起したものであり、水俣学研究センターの日常的な調査研究活動のベースになっている。これは単なるスローガンとしてかかげられるだけではなく、不断に調査研究の展開において重要視していることであり、ここに水俣学の方法の真価が問われるものと考えています。今回、刊行する漁民聞き書きは、そうした方法の一つの成果です。
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これまでの出版物
原田正純著『心とからだに聴く話』[2014年12月28日]
編集:熊本学園大学水俣学研究センター・熊本日日新聞
発行:熊日新聞社
価格1300円+税
原田正純先生が1988年から2012年5月までの25年間「労金新聞」に連載したエッセーをまとめて一冊の本として出版いたしました。
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地域健康影響評価 タイ・チャチェンサオ県、パノムサーラカム郡、 タンボン Khao Hinsorn における石炭火力発電所の事例[2015年6月]
あ水俣学研究センターでは、
2012年12月にタイから研究者やNPOのスタッフを招待して 、「健康影響評価(ヘルスインパクトアセスメント)」 に関する国際シンポジウムを開催しました。その後、 健康影響評価を研究者やコンサルの手に委ねるのではなく、 当該地域住民の深い関与/ 参画によるタイ独自の取り組みとしての「地域健康影響評価( CHIA: Community Health Impact Assessment )」の考え方を紹介する冊子「 活性化するタイの地域健康影響評価(日本語版)」を、 2013年3月発行しました。
あ今回の冊子は、「Community Health Impact Assessment: A case of coal generator at Khao Hinsorn sub-district, Phanom Sarakham district, Chachoengsao province(英語版)」を日本語に翻訳したもので、タイにおけるCHIAの事例集として、「人と鉱山: ルーイの未来(日本語版)」(2014年3月発行) に続いて発行するものです。日本語版:2015年6月
宮北 隆志 監訳
松田加洋子 翻訳
吉村 千恵 協力英語版
『Community Health Impact Assessment』
National Health Commission Offi ce of Thailand
National Health Building 88/39 Moo 4 Talat Khwan sub-district, Mueang district, Nonthaburi provinc
Tel.0-2832-9000
Web.www.nationalhealth.or.th and www.thia.in.th国際交流・海外調査のタイ・マプタプット工業団地における被害調査のページからダウンロードできます。
水俣学研究センター資料叢書Ⅳ「案陳闘争座談会 西野六郎氏を囲んで(1975年8月)」[2015.3]
資料叢書Ⅳ「案陳闘争座談会 西野六郎氏を囲んで(1975年8月)」
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『さいれん』復刻版刊行記念シンポジウム報告書[2014年3月1日]
新日本窒素労働組合の機関紙「さいれん」の復刻版(全24巻)は、2010年12月から2013年6月にかけて、全6回配本で柏書房より刊行しました。2013年6月、復刻版刊行の完結にともない熊本学園大学水俣学研究センターでは「水俣に生きた労働者の軌跡」と題して熊本市でシンポジウムを開催しました。本報告書は、基調講演や報告の記録です。非売品。ご希望の方は当センターにお問い合せ下さい。