水俣学講義一覧

2025年度 第24期水俣学講義全15回終了いたしました

2025年度 第24期水俣学講義全15回終了いたしました
第24期水俣学講義を9月25日(木)から2026年1月22日(木)まで全15回終了いたしました。本年度も、水俣病の被害当事者、研究者、弁護士、元行政、支援者、ジャーナリストなど多彩な方々が講師を務めてくださいました。
本学理事長目黒氏は子どもの頃の津奈木町赤崎の経験から水俣学研究センター創設に至った経緯、原田先生や花田先生との出会いなど他では聞けない講義でした。園田弁護士からは現在も係争中であるノーモア・ミナマタ国賠訴訟について、経緯と課題、これまでの裁判についても講義していただきました。中山氏からは自身が水俣病訴訟の事務局となった経緯、その中で様々な経験を語っていただきました。一期崎氏からは水俣市職員として水俣病に向き合った経緯、様々な取り組みについてお話をしていただきました。坂本氏は国水研に長らく所属し、メチル水銀の胎児への影響について講義していただきました。鎌倉氏からは、特に2024年5月1日の環境省と患者団体との懇談でのマイク遮断問題について、記事に取り上げる思いなど詳細にお話をしていただきました。滝下さんからは、幼いころから胎児性水俣病と認定されてから、自身の経験を語っていただきました。この時は太田氏も同行し、最近の活動についても触れていただきました。小柴氏からは写真家としての立場から、患者さんたちとのかかわり、映像として残す意味などについて講義していただきました。実川さんからは、支援者としてかかわるようになったきっかけ、その経験について講義していただきました。木村氏からは学生時代からの御所浦調査など、水俣病患者の掘り起こし運動について語っていただきました。最後に花田先生から、公式確認から70年を迎える2026年に、公式確認の意味、なお終わらない水俣病について講義していただきました。
どの講義もご自身の経験や調査から得たことであるため、具体的であり、学生が将来悩むときに役に立つ話だったと思います。講師の方々の貴重な講義であったと自負しています。講師の皆様、ありがとうございました。また、多くの新聞社・テレビ局が取材に来てくださいました。ありがとうございます。
〇2026年度も秋学期(2026年9月24日(木)~2027年1月28日(木))に開講予定です。

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