公開講座

第21期公開講座「つくりたい水俣の未来を考える」を開催いたしました。

第21期公開講座 「つくりたい水俣の未来を考える」を水俣市のエコネットみなまたホールにて10月1日から10月22日までの毎週火曜、全4回を開催いたしました。
日本社会は、少子高齢社会にともなう人口減少、地域社会の衰退や既存の産業構造の急激な変化、そして気候変動など地球規模の課題に直面しています。私たち一人ひとりの課題として、ともに「つくりたい水俣の未来」像を考え、実現するためのヒントとなる内容を学ぶ機会となったと思います。
今回は、広島女学院中学高等学校で水俣に訪れ、水俣を学ぶ取り組みをされている加藤先生から学生自身が考える学びについて、水俣の愛林館館長の沢畑さんからは森と棚田のめぐみを将来につなげる取り組み、恩賜財団済生会理事長炭谷さんからは、環境省や厚生労働省の経験とその根底に解決困難な課題に向き合う原点、インクルーシブな取り組みについて、熊本学園大学名誉教授の宮里さんからは、里山保育の実践、自然の中で育つ子どもと地域のつながりについて、講義をしていただきました。毎回たくさんの質問や感想をいただきました。現場の取り組みを聞くことで、新たな希望を持つことができる講義で、受講生の方々にも好評でした。ありがとうございました。
1回目の講義の様子は、翌日NHK熊本放送のニュースでも紹介されました。
本年度は会場での対面式での開催ができました。延べ146人の方々が受講し、そのうち13人が全4回参加され修了証を発行いたしました。

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