第8回公開セミナー「干潟の生きものたち恵み」
日時：2007年10月28日 10：00～12：00
場所：水俣市公民館第一研修室
参加費無料
講師 佐藤正典先生（鹿児島大学理学部准教授）
『干潟は、陸と海の間に位置し、たくさんの生物を育む。一方、陸と海双方の環境破壊や汚染の影響を強く受ける所でもある。そこに生きるゴカイやエビや貝などに焦点を当て、人間を守るための生態系全体の保全について考えたい。』
講師プロフィール
広島市生まれ、広島大学理学部生物学科卒業。東北大学大学院理学研究科生物学専攻博士課程修了、理学博士。
専攻：環境生物学、底生生物学（環境動物多毛類の分類、生態に関する研究）
著書：『有明海の生きものたち』（編著、海遊舎）『よみがえれ、宝の海』（共著、岩波ブックレット）、『かごしま自然ガイド：淡水産のエビとカニ』（共著、西日本新聞社）
社会活動
諫早湾干拓事業の中止を求める住民訴訟（「自然の権利」訴訟）の原告側証人として、2回（2000年7月および10月）、鹿児島湾での人工島建設工事の差し止め求める住民訴訟の原告側証人として、2回（2002年8月および11月）、証人尋問で証言した。
