『さいれん』復刻版刊行記念シンポジウム「水俣に生きた労働者の軌跡」を開催いたしました。
小雨の降る6月28日(金)くまもと森都心プラザで『さいれん』復刻版刊行記念シンポジウム「水俣に生きた労働者の軌跡」を開催いたしました。平日にもかかわらず、東京、関西、九州各地から、また、元新日本窒素労働組合、三池労組の方々など270人の方にご参加いただきました。
8ミリフィルムの映像資料を上映では、当時を知る労働者の方々のみならず、当時を知らない世代も見入っている姿が印象的でした。
佐高信氏からは、国害としての水俣病、企業社会の問題点について話を頂きました。また、当事者である元新日窒労組の石田氏、山下氏、組合を支援した元日本社会党書記長の馬場氏から、貴重な現場のお話しをしていただきました。
組合の歴史の「記憶」と「記録」の第一歩となったのではないでしょうか。
多くの方の努力と協力でこのシンポジウムを開催することができました。ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。