第1回 水俣病事件研究交流集会
期日:2006年1月7~8日
会場:熊本学園大学 本館4階 第二会議室
1月7日
「水俣病事件と人々」 司会:宮北隆志
『水俣病差別の現在とその意識構造』 永野いつ香(熊本学園大学大学院)
『最高裁判決と総合対策医療事業』 宮澤信雄(水俣学研究センター客員研究員)
『関西訴訟最高裁判決以後の新たな局面:被害者の運動を中心にして』 谷洋一(水俣病被害者互助会事務局)
「医学・医療と認定制度」
『水俣病認定申請者 生活実態調査中間報告』 不知火海研究プロジェクト
『水俣病運動障害に関する考察』 鶴田和仁(古賀総合病院)
『溝口訴訟津田意見書・証言から』 津田敏秀(岡山大学教授)
1月8日
「事件史の再検討」
『新潟水俣病における妊娠規制と授乳規制の検証と考察』 浦崎貞子(新潟青陵大学)
『1970年代前半、水俣工場の合理化問題』 矢作正(浦和短期大学)
『証言の構造を考える』 細谷孝(中央大学)
『アスベスト問題と水俣病事件』 木野茂(立命館大学)
「水俣と環境の今」
『「水俣」を子どもたちに伝えるネットワークの活動家から』 (「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク)
『関西の患者の新たな動き~なにわの水俣まんだら・女編』 木野茂・山中由紀
『「環境モデル都市」をめざす水俣と産業廃棄物処分場』 宮北隆志(熊本学園大学)
『中国淮河環境汚染について』 富樫貞夫(熊本学園大学)
「全体討論:フリートーク」水俣病事件公式確認50周年を迎えての課題は?
『最高裁判決と総合対策医療事業』 宮澤信雄(フリー・元NHK記者・現水俣学研究センター客員研究員)