若手研究セミナー

第2回 水俣学若手研究セミナーを開催いたしました。

本年度は、全国から11名、学内から4名、地元から2名の参加がありました。今年は、特別セミナー「四大公害の経験と水俣病」宮本憲一先生(大阪市立大学名誉教授)が、講義をしてくださいました。これまでの経験から、現在の問題まで深く学ぶことができました。

現地フィールドは、水俣学研究センター客員研究員の山下善寛氏が担当してくださり、水俣のことをよく知っている方でしか行けないような現場を歩きながら、説明を聴くける貴重なフィールドとなりました。午後からは、患者リーダ4名から、各場所で膝を突き合わせてお話を聞くことができました。皆様のご協力に感謝いたします。

水俣学の目的、地域に根ざし現地に学び、水俣病という負の経験を将来に生かすことであることが理解していただけたのではないでしょうか。そして、それぞれの持ち場、研究に活かされることを今後期待しております。

  • 開催スケジュール一覧へ
  • 研究・活動報告一覧へ