第5回若手研究セミナーを開催いたしました。
2017年9月8日~10日の3日間、水俣学現地研究センターを主な会場として第5回若手研究セミナーを開催いたしました。今回は、全国から6名の参加者と熊本学園大学大学院生3名、オブザーバー参加者として2名の方が参加されました。初回から継続して参加くださった5回連続の受講生の方が2名おられました。今年は、特別講師として高峰武さんより、「メディアからみた水俣病—反省と課題」 と題し、水俣病発生初期初めての水俣病関連の報道昭和28年から、背景や反省、何ができたか・できなかったのかと具体的な講義をしていただきました。「知らないと超えることができない」という言葉が重く・深く心に刻まれました。
患者さんのヒアリングは4グループに分かれご自宅などで行いました。患者さんから学ぶことは多く、それぞれの心、道筋に大きな影響があったようでした。多くの水俣の方々にも支えられ、第5回目を開催することができました。皆様のご協力に感謝申し上げます。
受講生の方々が若手研究セミナーで得た経験を、今後につなげていただければと思います。