第28回 定例研究会を開催いたしました。
第28回定例研究会「ミャンマーの現状について」 を2015年12月17日(木)開催いたしました。
神戸大学名誉教授の大津定美先生から、ミャンマー野党NLD党首のアウンサンスチーさんとロンドン留学中から家族ぐるみで付き合っていることを中心に最近のミャンマーの様子について話していただいた。
一昨年、12月にアウンサンスーチーさんが29年ぶりに来日された時に大津宅、京都を訪問した。嵐山の小水力発電を見学し、ミャンマーの農村に電気を送る、作ることの意義を確認されたことをきっかけに、日本で発展途上の小規模水力発電の取組みをミャンマーにいかに導入するのか、農村に夜、電気が必要だと言うことを説明された。
水俣学研究センターで続けているタイMPT臨海工業団地と住民の共存調査から、来年ミャンマー、ティワラ、ダウェイ等の工業団地工業団地開発の現状と課題、日本のJICA等の関わりについて意見交換、水俣学研究センターのミャンマー調査に期待しているとの発言を受けた。また、今後のミャンマーの民主化に関する意見交換を行った。