第21回定例研究会を開催いたしました
第21回定例研究会
「水俣学とアジア・アフリカ地域研究―接点を求めて」
日時 2010年6月18日(金)18時より
場所 熊本学園大学14号館 会議室
報告
藤倉 達郎「社会運動と開発:南アジアにおける事例研究、ネパールの社会運動研究の地平から」
藤倉 達郎 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻准教授、PhD.シカゴ大学
著書:The Bonded Agricultural Laborers’ Freedom Movement in Western Nepal、Political and Social Transformations in North India and Nepal, Delhi: Manohar, 2007など
ディスカッサント
足立 明
藤倉報告の補足的コメント:開発研究からみた水俣学の課題
足立 明 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻教授,ペラデニヤ大学博士
著書:「地域研究におけるアクター・ネットワーク論的な展開」2006年他多数
*討論は藤倉先生の提起を受けて、社会運動、ケアと介護・支援、科学技術・医学、アジアの中の水俣といった課題をめぐって談論風発風に進めました。
この研究会は、科学研究費補助金・基盤研究(B)・課題番号20330118「水俣病半世紀の被害実態の再評価とその社会的影響に関する研究」により行いました。