水俣学研究センター

天草環境会議実行委員会「はえん風」の主催、水俣学研究センターの共催、一橋大学自然資源経済論プロジェクト企画協力のもと、7月13～14日に苓北町コミュニティーセンターで開催し、延べ160人の方々が参加してくださいました。

初日は、日本環境会議理事長の淡路先生が日本環境会議と天草環境会議との関係についてお話をされ、田尻宗昭さん原田正純先生など深いかかわりを知ることができました。また、苓北火電訴訟弁護団からは、当時の訴訟のいきさつ問題点など短い時間でしたが、わかりやすくお話していただきました。

地元からは、みかん農家の松本さん、塚田さん、漁師の田嶋さんなどが発言しました。

二日目は、朝から現地検証を行いました。鉄塔の真下に住む方のお話を聞かせていただき、苓北火電をすぐそばから見渡し、火電で不要になった廃棄物の処理の現場を見て回りました。一部の地域に押し付けられている状況は、水俣病、福島の原発問題と同様であることを確認しました。

第31回も、2014年7月に開催予定です。