公開講座

第18期公開講座「新型コロナウイルス感染症に翻弄される暮らしと社会:私たちはどのような未来を選択しようとしているのか?」のご案内

2021年度熊本学園大学水俣学研究センター 第18期公開講座「新型コロナウイルス感染症に翻弄される暮らしと社会:私たちはどのような未来を選択しようとしているのか?」を開催いたします。

 2020年3⽉のパンデミック宣⾔(WHO)から1年半、新型コロナウイルス(SARS-Cov-2)による未知の感染症(COVID-19)は、世界中に蔓延し(確認された感染者は1億9000万⼈を超え、死者は400万⼈を上回る:7⽉19⽇現在)、未だに終息への道筋は⾒えてこない。未知のウイルスは、変異を繰り返す中で感染⼒を⾼めつつあり、その起源、⼈への感染ルートの解明もなされない中で、社会的格差が拡⼤し、「貧困」の固定化が進⾏している。
 昨秋に続く今年度の公開講座では、この1年あまりの間にあぶり出されてきた諸課題をみんなで確認・共有し、「今を⽣きる私たちに、また社会に求められているものは何か」についての議論を深め、⼈と⼈・⽣き物、そして健全な⽣態系全体とのつながりをより豊かにしていくための⽅策について、⽔俣・芦北地域から発信していきたい。
開催日程:2021年 9⽉28⽇ から10⽉26⽇ の 毎週曜⽇
会  場:エコネットみなまた(熊本県⽔俣市南福寺60)
時  間:午後6時30分〜8時30分
対  象:水俣・芦北地域の市民(どなたでも、ご参加できます)
後  援:水俣市、水俣市教育委員会
◎講義日程と講師
9月28日 「新型コロナウイルス対策これまでとこれから」
〇〇〇〇〇和⽥ 耕治(国際医療福祉⼤学医学部公衆衛⽣学 教授/厚⽣労働省専⾨家会議疫学班)
10月5日 「新型コロナ対策の疫学的検討」
〇〇〇〇〇緒⽅ 剛 (茨城県潮来保健所⻑/⽇本公衆衛⽣学会感染症対策委員)
10月12日 「政令指定都市の保健所での取組を振り返って」
〇〇〇〇〇⾼本 佳代⼦ (宮崎県⽴看護⼤学 講師/元熊本市保健衛⽣部⻑ 統括保健師)
「今だからこそ考えよう、持続可能でレジリエントな暮らしと社会」
〇〇〇〇〇宮北 隆志 (熊本学園⼤学社会福祉学部 教授/水俣学現地研究センター長)
10月19日 「熊本県の県型保健所におけるコロナ対応」
〇〇〇〇〇劔 陽⼦ (菊池保健所⻑/県北広域本部保健環境福祉部⻑/菊池福祉事務所⻑)
10月26日 「感染症と⼈権―新型コロナウイルス感染症をめぐる差別―」
〇〇〇〇〇⽮野 治世美 (熊本学園⼤学社会福祉学部 准教授/水俣学研究センター研究員)

*新型コロナウイルス感染の状況によっては、講師が来場せずに遠隔で講演を行う場合もございますのでご了承ください。変更等については、ホームページ上に掲載いたしますのでご確認ください。
*今期より、毎回、オンライン(ZOOM)での受講が可能となりました。
*オンライン(ZOOM)受講を希望される方は、申込書に必ずメールアドレスをご記入下さい。毎講義前にURLを送信いたします。
*出席の際は、マスクの着用をお願いいたします。
*発熱や咳等、風邪の症状がある場合は、参加をご遠慮いただきますようお願いいたします。

◎受講を希望される方は、参考資料の申し込み用紙に必要事項を記入の上、
メール:m-genchi@kumagaku.ac.jp、FAX:0966-83-8883にお送りください。
電話0966-63-5030でも受け付けています。

 

 

 

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