「水俣学の10年−戦略的研究基盤形成支援事業成果報告」 シンポジウムのご案内
「水俣学の10年−戦略的研究基盤形成支援事業成果報告」シンポジウム
日 時:2014年12月14日(日)13:00開場、13:30開演、17:30終了予定
場 所:熊本学園大学14号館2階1421教室
主 催:熊本学園大学水俣学研究センター故・原田正純先生の提唱によって2005年に発足した水俣学研究センターは、第1期2005~2009年文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業として、第2期2010~2014年同私立大学戦略的研究基盤形成支援事業として採択され10年が過ぎようとしています。
この度、外部評価委員をお引き受けいただいている炭谷茂氏(元環境事務次官)、寺西俊一氏(一橋大学大学院経済学研究科教授)、吉井正澄氏(元水俣市長)をお招きして、水俣学研究センターの研究成果報告会を開催することになりました。
水俣学研究センターの研究活動は、被害実態の解明、地域戦略の構築、資料の収集とそのデータベース化および国内外への情報の発信をとおして、水俣学の研究基盤を構築・強化していくところに重点が置かれています。学内においては、学部や大学院と連携して、水俣学講義、フィールドワークや将来の研究者養成を行ってきており、また公開講座や公開セミナーなどによる私どもの成果の地域還元、水俣学ブックレットや『水俣学講義』、『さいれん復刻版』の刊行などによって成果公開も行ってきました。さらに、タイ、中国、韓国、台湾、カナダなど海外の研究機関や公害発生地域のNGOや住民組織との交流も進めています。
今回、企画しました成果報告会では、このような取り組みの概要とその成果や今後の課題について発表すると同時に、外部評価委員、客員研究員、並びに、一般参加の皆さんから忌憚のないご意見を頂戴し、今後の研究センターの研究活動に活かしていきたいと考えております。多数ご参加いただきますようお願い申し上げます。
関連資料の案内チラシもご覧ください。
*シンポジウム開催時間中、HPにてライブ中継を行います。
第1部では「水俣学に期待するもの」として、外部評価委員の方々から記念講演をいただきます。
第2部では「水俣学研究の成果報告―水俣学の10年」と題し、研究の大きな3つの柱ごとにその成果を報告いたします。
その中で、本年12月14日からHPで一般公開する「水俣学アーカイブス」の一部を公開いたします。是非、ご覧ください。詳細は、関連資料のプログラムをご覧ください。