第15回 公開セミナー「「水俣病」を伝える」のご案内
第15回セミナー「「水俣病」を伝える」セミナー」
水俣病公式確認から55年が経ちました。この間、「水俣病」は何度も終わりとされました。最近は「水俣病を教訓として」という言葉が頻繁に使われます。水俣の学校現場では、「環境を大切にする明るい水俣を発信」することが求められています。
しかし現状を見てみると水俣病問題は、何ら解決はしていません。むしろ問題が複雑化してわかりにくくなっています。また、水俣病の教訓とは何でしょう。「水俣病」の何をどう教訓とするかはあまり語られません。環境を大切にするという考え方は、命や人権を踏みにじった公害を経験して生まれたものではないでしょうか。
今回私たちは、原点に返って、「水俣病」の歴史と水俣病とともに生きてこられた当事者(=患者)から学ぼうと企画しました。多くの皆さんの参加をお待ちしております。
記
1 日 時 ① 8月12日(金)18:00~20:00
☆ 50年以上、常に被害者の視点で水俣にかかわってこられた原田正純先生のお話
② 8月25日(木)18:00~20:00
☆ 患者・坂本フジエさん(胎児性患者・坂本しのぶさんのお母さん)のお話
2 場 所 水俣市公民館 2F 研修室(住所:水俣市浜町2丁目10-26 Tel:0966-63-8402)
3 その他 参加費無料
※ 毎回、会終了後 交流会をします。こちらにも奮ってご参加ください。
※ 問い合わせ先 水俣学現地研究センター TEL/Fax:0966-63-5030