第5回水俣病事件研究交流集会 発表演題・企画募集のお知らせ
大変遅くなりましたが、2010年1月に第5回を開催いたしますので御連絡をさせていただきます。
水俣病事件に関心をよせる様々な人々、研究者、実践家、患者、特に若手の研究者の自由で堅苦しくない水俣病研究交流の場を設けることであり、専門家・素人の枠を取り外し、学問の壁を取り外し、広く討論する場としたいと考えております。
2009年は、水俣病をめぐりさまざまのことが起きました。チッソ分社化を定めた水俣病特措法の国会通過、行政認定を受けたチッソ水俣病関西訴訟原告に対するチッソによる補償協定の拒否、環境省官僚によるニセ患者発言など、なお、被害者たちが苦難の途を歩まされています。
一方、水俣病をめぐるさまざまな調査・研究がなされています。あらためて現場の声を聞き、議論し、意見交換を進めていきたいと思います。
開催日:2009年1月9日(土)12:00~17:00(11:00受付開始)10日(日)9:30~15:00(9:00受付開始)
場 所:水俣市公民館(住所:水俣市浜町2-10-26 電話:0966-63-8402)
第5回水俣病事件研究交流集会 企画案
1.共通論題―水俣病事件の現在
*水俣病特措法は何を救済するか
*水俣病訴訟の進展と補償制度
*被害の現状と自主検診など
2.自由報告
*各地の研究者、実践家からの研究発表
3.若手セッション「水俣病と学校教育」
4.特別報告―現地から、産廃ストップから風力発電
を課題に報告・発表を募集したいと思います。
また、企画につきましてもご提案がありましたら、あわせて伺いたいと思います。
それをふまえて、事務局および関係者で協議しつつプログラムを確定していきたいと思います。これまで、直前までプログラムの詳細が確定せず、柔軟な運営をいたしておりますが、その良さを生かして、今年も弾力的に運営していきたいと考えています。ただ、調整はかなり困難なこともあり、関係者、発表予定者と協議して進めますが、最終的には、事務局にお任せにしていただくことになるかもしれませんが、あらかじめ御承知おき下さい。
また、会のあり方などについての御提案も歓迎いたします。
参考資料発表演題・企画申込用紙に必要事項をご記入の上メール・Faxで12月7日までに返信ください。
ご希望の方は、12月7日(月)までに事務局までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
詳細は、添付資料をご覧ください。
事務局
熊本学園大学水俣学研究センター
花田・田尻
熊本市大江2-5-1
Tel/ Fax 096-364-8913