第35回課題検討会「水俣で『脱水銀社会』を考える」を開催します
<テーマ>
『脱水銀社会』シリーズ①
水俣で「脱水銀社会」を考える ―「水銀条約外交会議」のふり返りと意見交流 ―
<話題提供>
谷 洋一さん (NPO法人水俣病協働センター理事/水俣病被害者互助会 事務局)
山下善寛さん (水俣の暮らしを守る・みんなの会)
中地重晴 (熊本学園大学 社会福祉学部 教授)
<コーディネート>
宮北隆志 (熊本学園大学 水俣学現地研究センター長)
<日時> 2013年 11月11日(月)19:00-21:00
<場所> 熊本学園大学 水俣学現地研究センター
先月9日から11日、熊本・水俣で「水銀条約外交会議」が開催されました。「水銀」があらためて世間の耳目を集めることになったこの機会をとらえて、プラットフォームでは今回から数回シリーズで「脱水銀社会」をテーマに取り上げます。
「脱水銀社会」とは、明確な定義を与えられた言葉ではありませんが、非常にやっかいな有害物質である水銀から、私たちの暮らしがいかに抜け出せるか、あるいは、いかに水銀の使用をコントロールできるか、そのような事柄を広くイメージする言葉として、このシリーズでは使っていきたいと考えています。
今回は、その取りかかりとして、谷洋一さんから海外での水銀にかかわる会議の動向、山下善寛さんから水俣市民としての脱水銀をテーマに、そして中地重晴からは水銀条約外交会議のふり返りと、まずはお三方から話題提供をいただきます。
その上で、特に「水俣での脱水銀」を意識しながら、「脱水銀社会」にかかわる内容について自由な情報・意見交流をしたいと思います。みなさんのご参加をお待ちしております。