水俣・芦北地域戦略プラットフォーム

第37回課題検討会「水銀リサイクルの現状と課題―イトムカ視察から水俣湾埋立地の今後を考える―」を開催します

<テーマ> 『脱水銀社会』シリーズ②
水銀リサイクルの現状と課題 ―イトムカ視察から水俣湾埋立地の今後を考える―

<話題提供> 大嶽弥生さん(みなまた地域研究会)
永野隆文さん(みなまた地域研究会)
山下善寛さん(みなまた地域研究会)

<コーディネート> 中地重晴 (熊本学園大学 社会福祉学部 教授)

日時 2014年 9月29日(月)19:00~21:00

場所 熊本学園大学 水俣学現地研究センター

シリーズ「脱水銀社会」第2回となる今回は、北海道の水銀鉱山跡に立地する「野村興産イトムカ鉱業所」の視察報告を中心に進めていきます。

イトムカ鉱業所の廃棄物処理プラントは、世界でもトップクラスの高性能を誇り、全国から運搬された廃棄物は、それぞれ最適な方法によって処理されます。使用済み乾電池、汚染土壌はロータリーキルン、汚泥類は多段式焙焼炉、医療廃棄物などは高温焼却炉、乾留ガス化焼却炉で処理し、蛍光灯はカレット化工場で高品位カレットを製造するなど、各種プラントを有しております。また敷地内には管理型の最終処分場を備えており、中間処理から最終処分まで『完結型のリサイクル施設』だということがイトムカ鉱業所の最大の特徴と言えます(イトムカ鉱業所ホームページより)

実際にイトムカを視察された「みなまた地域研究会」の大嶽弥生さん、永野隆文さん、山下善寛さんのご報告を聞きながら、日本における水銀リサイクルの現状と課題を考えます。
さらに、水銀条約に述べられた「汚染された場所の特定・評価・管理・修復」等を念頭におきながら、水俣湾埋立地の今後につながる議論をしたいと思います。
みなさんのご参加をお待ちしております。

 

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