第25回 チッソ労働運動史研究会のご案内
チッソ労働運動史研究会が発足し、今年で8年目を迎えました。これも一重に皆様が私どもにお教えいただいているからだと感謝しております。
8年目を迎えるにあたり、2014年5月に社会政策学会(東京)での報告を予定しております。その学会での報告前に、新日本窒素労働組合、皆様に成果を報告させていただきたく、第25回チッソ労働運動史研究会開催のご案内をさせていただきます。
今回の研究会は、新日本窒素労働組合の皆様から聞き取らせていただいたこと、組合から寄贈された資料などから各分野の研究者が成果として報告をさせていただきます。これは、故原田正純先生が提唱された水俣学の基本理念である「現場に学び、現場にかえす」場にしたいという思いからです。日 時:2014年3月28日(金)13:30~16:30
場 所:熊本学園大学水俣学現地研究センター
住所 〒867-0065 水俣市浜町2-7-13
電話 0966-63-5030
内 容:
・花田昌宣(熊本学園大学)「通史と身分制撤廃」
・磯谷明徳(九州大学)「戦後の産業史」
・鈴木玲(法政大学)「水俣工場最終処分をめぐる闘争」
・富田義典(佐賀大学)「戦後の労使関係における安賃闘争の位置」
・福原宏幸(大阪市立大学)「労働者の生活過程」
・石井まこと(大分大学)「安賃から恥宣言までの地域労働運動の主体性の変遷」