定例研究会

第25回定例研究会延期のご案内

第25回定例研究会を1月23日に予定しておりましたが、諸事情により

1月30日(水)13:30からと変更させていただきます。

水俣学研究センターでは、2009年11月よりトヨタ財団アジア隣人プログラムの研究助成を受け、「タイ東部マプタプット臨海工業団地と周辺住民との共存ためのリスクコミュニケーションの実践」というテーマで、現地での調査研究を続けてきました。工業団地が周辺住民に及ぼしている環境負荷を住民自らが調査する手法を伝えるとともに、工業団地の操業に関する工場と住民の対話の可能性、その条件などについて明らかにしてきました。今までの研究成果をまとめて紹介する発表会の開催が、今年度社会コミュニケーションプログラムとして採択されました。タイ国内で活動するNGOやタイ隣国のNGOを招待し、3月1日、2日にバンコク、チュラロンコン大学で、成果発表のシンポジウムを開催すべく、準備しています。

つきましては、3月のシンポジウムでの発表の予演会として、水俣学研究センターの研究員向けに報告し、発表に対する研究員からの意見やアドバイスを受ける研究会を企画しました。年度末でご多忙のこととは存じますが、ふるって、ご参加ください。

日時:1月30日(水)13:30~15:00

場所:14号館3階第3会議室

内容:

①宮北 隆志「職場/地域のエンパワメントと社会的合意の形成:マプタプット問題への5年間の関わりから」

②中地 重晴「タイ東部臨海工業団地と住民とのリスクコミュニケーションのあり方」

③花田 昌宜「日本における公害、水俣病の教訓:被害発生防止のための条件と課題」

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