松本勉旧蔵資料の音声目録とデータを公開しました
松本勉旧蔵資料は、元水俣市職員で水俣病市民会議の事務局長をつとめた方の資料群です。2016年には、文献資料1185点、書籍資料1714点、資料画像77点を公開しました。
今回あらたに音声目録507点を公開しました。音声目録は、松本氏が患者宅での聞き取りや座談会など水俣病事件そのときの貴重な音声がカセットテープに録音されていたものです。目録化するにあたり音声データを変換し保管しています。
音声目録のうち3点は、音声データを目録上で視聴できるシステムを構築しました。当センターホームページのデータベースのアイコンをクリックし、松本勉旧蔵資料をクリック、詳細検索で「音声有」をクリックすると目録上で視聴することができます。
なお、音声データは、マスキング処理を行っていません。それは水俣病事件の解明には当事者たちの実相なくして語ることはできないからです。詳しくは「水俣学研究センター所蔵資料データベースについて」をご覧ください。
投稿の開催スケジュール
第16期水俣学講義1月25日配布資料をアップいたしました。
第16期水俣学講義1月18日配布資料をアップいたしました。
第16期水俣学講義プログラムを更新しました。
第16期水俣学講義1月11日配布資料をアップいたしました。
新刊のご案内 『いま何が問われているか 水俣病の歴史と現在』
『いま何が問われているか 水俣病の歴史と現在』花田昌宣・久保田好生編 くんぷる発行 2017年12月8日 定価:本体価格1,800円+税
【目次】
第Ⅰ部 歴史と現在
第Ⅱ部 未来への波及
第Ⅲ部 伝える・学ぶ
【著者】執筆順
高峰 武(熊本日日新聞社論説顧問・水俣学研究センター客員研究員)
矢作 正(「技術と社会」資料館館長、元浦和大学総合福祉学部准教授)
中地重晴(熊本学園大学社会福祉学部教授、水俣学研究センター事務局長)
森下直紀(和光大学経済経営学部講師、水俣学研究センター客員研究員)
除本理史(大阪市立大学大学院経営学研究科教授、日本環境会議事務局次長、水俣学研究センター客員研究員)
多田 治(一橋大学大学院酒井学研究科教授)
白木喜一郎(「天の魚」出前プロジェクト代表・舞台監督、東京水俣病を告発する会)
田嶋いずみ(「水俣」を子どもたちに伝えるネットワーク・代表、NPO法人ここずっと理事長)
井上ゆかり(熊本学園大学水俣学研究センター研究員)
*書店で購入できます。
2017年度社会デザイン賞大賞 受賞しました
2017年度社会デザイン賞大賞を花田センター長が受賞しました。
水俣病の被害者支援の取り組みと「水俣学」の姿勢が評価されました。
「貴殿は長らく水俣病の被害者支援に取り組むとともに原田正純氏と「水俣学」を立ち上げ以来 国内外の公害・環境問題に「現地主義」「被害者住民第一主義」の立場から深くかかわってこられました その学術および実践活動両面におけるこれまでの尽力と貢献はパラダイムの転換期にあたる現在において人々の生き方と社会の在り方を考え これからの社会をいかにデザインしていくかを探求する社会デザインの理念に極めて合致するものと認められます。
よってその功績と栄誉を称え ここに表彰いたします2017年12月10日 社会デザイン学会 会長 北山 晴一」
第16期水俣学講義12月7日配布資料をアップいたしました。
第16期水俣学講義11月30日配布資料をアップいたしました。
第16期水俣学講義11月16日配布資料をアップいたしました。