開催スケジュール

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投稿の開催スケジュール

タイ・ミャンマー科研(海外学術調査)研究会の開催のお知らせ

『水俣学研究』投稿を募集いたします

当センターで刊行しております、研究紀要『水俣学研究』8号の投稿募集のご案内をさせていただきます。

『水俣学研究』は2009年3月に創刊され、第8号は2018年3月に刊行予定です。
本誌は、水俣病事件における過去の事実を追跡するだけではなく、現在進行中の水俣病の研究や実態調査の成果を発表する場となっています。

水俣学に関する未発表のものであれば、研究者のみならず投稿していただけます。

投稿論文の原稿は、下記のように分けております。括弧内は長さの制限です。
1. 研究論文(査読あり):理論的・実証的研究における分析視点、研究方法にオリジナリティを有する論文(20000字)
2. 研究ノート:素材の新しさを含む理論的・実証的研究の中間報告あるいは新しい手法の提案などを有する論文(16000字)
3. フォーラム:水俣学研究に掲載された研究論文、研究ノートに対する批判と討論などを有する論文(18000字)
4. 書評:水俣学に関する図書の批判と紹介(12000字)
5. エッセイ:自由な形式での水俣学に関する問題提起や情報の提供、国内外の研究動向や政策動向の批評を含んだ論文(10000字)

投稿規定・執筆要領を参照されたうえで投稿下さい。

投稿論文の原稿締め切りは、2017年11月30日(木)です。書評など査読を必要としない原稿の締め切りは、2017年12月11日(月)です。

詳しくは、当センターホームページの「投稿規程」「執筆要項」をご覧ください。

第5回若手研究セミナー8月10日まで応募受け付けます。

資料展「熊本震災と障害者を受入れた避難所—熊本学園大学・激動の45日」を大阪で開催しています

今回、大阪人権博物館と奈良の水平社博物館から、本学の避難所における、障がいを持つ方、介護が必要な方への支援を通して、被災地における障がい者への「合理的配慮」や人権保障について、共に考えたいとの申出を受け、資料展を行うこととなりました。

熊本においては、「地域に根付いた避難所の取り組みと被災者支援〜熊本学園の取り組みを将来に活かす〜」と題して、2016年11月に産業資料館、本年1月に熊本県庁、4月に本学で資料展を開催し、伝える取り組みを続けています。

今回は、これまでの写真パネルや健康医療相談ノートなどの現物資料だけでなく、地図や避難所の経時的変化と特徴を示すパネルを新たに加え、県外の方々に伝わるよう工夫しています。

避難所の支援にあたった教員には、避難所の統括責任者であったセンター長はじめ、「水俣」に学ばせていただいた者が多くいました。そのため避難所の取り組みを伝える時、それは必然と「水俣」を伝えることにもなると考えています。

この資料展を通して、全国の方々に知っていただく機会となることを願っています。詳しくは、添付のチラシをご覧ください。

鰐淵健之旧蔵資料を公開しました

鰐淵健之旧蔵資料は、本学事務局の倉庫に保管されていた資料を熊本地震後の復旧作業で職員が発見したものです。鰐淵は、熊本大学初代学長、熊本商科大学・短期大学の第三代学長を務め、1959年厚生省食品衛生調査会水俣食中毒特別部会を務めていました。資料にはチッソとの書簡、徳臣晴比古からの報告書などが含まれ、一級資料です。

今回、「文献目録」の中の「登録目録」をアップデートしました。登録目録は、文献資料を整理・排架するために、簿冊・書籍・パンフレット・一紙と資料の形態毎に、それぞれのまとまりを1点として登録したものです。文献目録の資料番号A001~C047の128点をアップデートしました。

資料画像は、順次、公開していく予定です。

宮澤信雄旧蔵資料をアップデートしました

文献目録の登録番号001〜647番のうち10点と、資料画像55点をアップデートしました。資料画像でプライバシーに関わる部分には、研究上の観点から判断し、マスキング基準に則りマスキングをかけています。

平成29年度科学研究費助成事業採択結果のご報告

平成29年度 科学研究費補助金採択結果
水俣学研究センターで本年度採択された科学研究費補助金は以下の1件と継続が4件である。
◇新規
◎研究成果公開促進費(データベース科研)

 研究代表者:花田昌宣
 データベース名称:水俣学研究文献データベース(Database of Minamata Studies’ Documents)
課題番号:17HP8015

◇継続 
◎研究種目:基盤研究(B)
 研究代表者:宮北隆志 
 研究課題名:タイ・ミャンマーにおけるクロスボーダーな工業化・人権侵害と域外責務・環境民主主義
 補助事業期間:平成28~30年度
 課題番号:16H05718

◎研究種目:基盤研究(B)
 研究代表者:花田昌宣
 研究課題名:水俣病被害とその影響をふまえた水俣地域市民社会の再生に関する総合的研究
 補助事業期間:平成27~29年度
 課題番号:15H03422

◎研究種目:基盤研究(C)
 研究代表者:井上ゆかり
 研究課題名:水俣病多発漁村住民の水銀暴露と健康障害および補償給付の連環の実証的研究
 補助事業期間:平成27~30年度
 課題番号:15K03905

◎研究種目:基盤研究(C)
 研究代表者:田尻雅美
 研究課題名:生の視点からとらえた水俣病当事者の社会福祉的ニーズの表出と実現に関する研究
 補助事業期間:平成27~31年度
 課題番号:15K04011

 

研究員一覧を更新いたしました。

水俣学研究資料叢書Ⅵ「不知火海の漁師聞き書き」を発刊いたしました。

プログラムをアップいたしました。水俣病公式確認60年国際シンポジウム 「カナダ先住民の水俣病と水銀汚染」