第5回若手研究セミナー8月10日まで応募受け付けます。
投稿の開催スケジュール
資料展「熊本震災と障害者を受入れた避難所—熊本学園大学・激動の45日」を大阪で開催しています
今回、大阪人権博物館と奈良の水平社博物館から、本学の避難所における、障がいを持つ方、介護が必要な方への支援を通して、被災地における障がい者への「合理的配慮」や人権保障について、共に考えたいとの申出を受け、資料展を行うこととなりました。
熊本においては、「地域に根付いた避難所の取り組みと被災者支援〜熊本学園の取り組みを将来に活かす〜」と題して、2016年11月に産業資料館、本年1月に熊本県庁、4月に本学で資料展を開催し、伝える取り組みを続けています。
今回は、これまでの写真パネルや健康医療相談ノートなどの現物資料だけでなく、地図や避難所の経時的変化と特徴を示すパネルを新たに加え、県外の方々に伝わるよう工夫しています。
避難所の支援にあたった教員には、避難所の統括責任者であったセンター長はじめ、「水俣」に学ばせていただいた者が多くいました。そのため避難所の取り組みを伝える時、それは必然と「水俣」を伝えることにもなると考えています。
この資料展を通して、全国の方々に知っていただく機会となることを願っています。詳しくは、添付のチラシをご覧ください。
鰐淵健之旧蔵資料を公開しました
鰐淵健之旧蔵資料は、本学事務局の倉庫に保管されていた資料を熊本地震後の復旧作業で職員が発見したものです。鰐淵は、熊本大学初代学長、熊本商科大学・短期大学の第三代学長を務め、1959年厚生省食品衛生調査会水俣食中毒特別部会を務めていました。資料にはチッソとの書簡、徳臣晴比古からの報告書などが含まれ、一級資料です。
今回、「文献目録」の中の「登録目録」をアップデートしました。登録目録は、文献資料を整理・排架するために、簿冊・書籍・パンフレット・一紙と資料の形態毎に、それぞれのまとまりを1点として登録したものです。文献目録の資料番号A001~C047の128点をアップデートしました。
資料画像は、順次、公開していく予定です。
宮澤信雄旧蔵資料をアップデートしました
文献目録の登録番号001〜647番のうち10点と、資料画像55点をアップデートしました。資料画像でプライバシーに関わる部分には、研究上の観点から判断し、マスキング基準に則りマスキングをかけています。
平成29年度科学研究費助成事業採択結果のご報告
平成29年度 科学研究費補助金採択結果
水俣学研究センターで本年度採択された科学研究費補助金は以下の1件と継続が4件である。
◇新規
◎研究成果公開促進費(データベース科研)
研究代表者:花田昌宣
データベース名称:水俣学研究文献データベース(Database of Minamata Studies’ Documents)
◎課題番号:17HP8015◇継続
◎研究種目:基盤研究(B)
研究代表者:宮北隆志
研究課題名:タイ・ミャンマーにおけるクロスボーダーな工業化・人権侵害と域外責務・環境民主主義
補助事業期間:平成28~30年度
課題番号:16H05718◎研究種目:基盤研究(B)
研究代表者:花田昌宣
研究課題名:水俣病被害とその影響をふまえた水俣地域市民社会の再生に関する総合的研究
補助事業期間:平成27~29年度
課題番号:15H03422◎研究種目:基盤研究(C)
研究代表者:井上ゆかり
研究課題名:水俣病多発漁村住民の水銀暴露と健康障害および補償給付の連環の実証的研究
補助事業期間:平成27~30年度
課題番号:15K03905◎研究種目:基盤研究(C)
研究代表者:田尻雅美
研究課題名:生の視点からとらえた水俣病当事者の社会福祉的ニーズの表出と実現に関する研究
補助事業期間:平成27~31年度
課題番号:15K04011
研究員一覧を更新いたしました。
水俣学研究資料叢書Ⅵ「不知火海の漁師聞き書き」を発刊いたしました。
プログラムをアップいたしました。水俣病公式確認60年国際シンポジウム 「カナダ先住民の水俣病と水銀汚染」
第15期水俣学講義15回目(今期最終回)配布資料をアップ致しました。
第15期水俣学講義14回目配付資料をアップ致しました。