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堀田宣之旧蔵資料を9月5日(水)17:00公開いたします

今回公開する資料は、堀田宣之氏が1975年以降から国内外のヒ素中毒汚染地域で検診を行ったカルテや訴訟での問題整理メモ、ヒ素中毒が全身病であることを立証するための多数の論文などで構成されています。

2009年以降、水俣病事件に関連する訴訟・患者資料、行政資料や膨大な研究文献、新日窒労働組合関係など十数万点の資料を整理し、順次ホームページ上で公開してきました。

環境問題は水銀、水俣病だけではなくグローバル化しており、なかんづく、ヒ素汚染はバングラデッシュを始め、開発途上国を中心に世界的に問題になっています。日本で発生した重金属中毒事件の経験を国内外に発信し、負の遺産たる公害を再び繰り返さないようにするためにも、本堀田旧蔵資料は極めて貴重なものであるといえます。

9月5日(水)17:00に公開するにあたり、世界的にもヒ素中毒研究者として著名な堀田氏の資料がなぜ地方の私立大学に寄贈されたのか、その意味と水俣学との関連を説明する必要があるため、同日同時刻で記者会見を行います。

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