「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」事後評価(平成26年度実施分)に係る研究成果評価において「AA」評価を受けました。
2015年1月19日、熊本学園大学水俣学研究センターは、平成22年度~平成26年度までの事業を実施しておりました文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「人類の負の遺産としての公害、水俣病を将来に活かす水俣学研究拠点の構築」における事後評価におきまして、最高の「AA」(2名の私立大学戦略的研究基盤形成支援検討委員会委員による評価がともにA評価(優れた研究成果を上げている)を頂きましたのでご報告いたします。
総合所見でいただいた内容
◎総合所見( A )
・地域での相談事業や国際発信、国際的な公害問題の協力への協力、共同調査などたんなる研究プロジェクトを超えて、水俣学を追求しようという高いモチベーションを感じる。報告書もそうした意気込みを感じるものであり、とても論理的に構成されており読みやすい。
・研究基盤形成にふさわしい、非常に意欲的な取り組みであると高く評価したい。
◎総合所見「A」(優れた研究成果をあげている)
・カナダ、タイ、台湾、中国等での公害発生地域との国際的ネットワークが形成されており、日本の水俣の経験が人類に共有され問題解決の参照点になることに貢献したプロジェクトと言える。水俣学研究センターは、本評価を受け、これまで以上に地元に密着した調査、研究に努めたいと存じます。