水俣今昔

梅戸港1

撮影日
1962年09月17日
2014年07月26日
住所
水俣市梅戸町1丁目
  • 昔
  • 今
  • チッソは1930年に石炭火力の火力発電所を梅戸港に建設した。この発電所は、電力枯渇の補給用ないし予備として運転された。老朽化により55年に発電が停止され、蒸気専用に切り替えていたが、65年に重油火力の発電が開始された。火力発電所から工場まで2.3キロをつなぐ重油パイプラインがみえる。
  • 現在の梅戸港。火力発電所が消え、入港する船の姿もめっきり少なくなった。65年からある重油パイプラインは、現在なにを運んでいるのだろうか。石炭石を運ぶトロッコ電車の線路は消え、道路となっているが、トンネルは当時の面影を残している。
出典
江戸時代
「葦北郡絵図」熊本学園大学附属図書館所蔵、江戸後期
明治時代
「幕末、明治 日本国勢地図」柏書房、熊本学園大学附属図書館所蔵、1983年