和名ハボウキガイ
- 学名
- Pinna bicolor Gmelin, 1791
- 分類
- 軟体動物門
- 科
- ハボウキガイ科 Pinnidae
大きくなると殻長40cmを越える大型の二枚貝。砂泥底の表面から殻の後縁を出して埋在し、砂泥中の小石などに足糸で付着しています。湾内など波あたりの少ない場所に生息していますが、沿岸開発などのために近年減少しており、環境省と日本ベントス学会によって、「準絶滅危惧」に指定されています。
調査地点
袋湾東南端 貯木場前 |
袋湾西南部の 干潟 |
茂道湾湾口部東の 転石海岸 |
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-- | ○● | -- |
絶滅の恐れの評価
日本ベントス学科 | 水産庁 | 環境省 | 熊本県 |
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準絶滅危惧 | -- | -- | 準絶滅危惧 |
- ○:2013年4月27日および7月5日、水俣(袋湾と茂道湾)での干潟ベントス調査(佐藤正典ほか約11名による見つけ取り採集)における出現種
- ●:2014年11月22日の袋湾での干潟調査(佐藤正典ほか約約15名による見付け取り)における出現種
- 日本ベントス学会(編)(2012)「干潟の絶滅危惧動物図鑑-海岸ベントスのレッドデータブック」 東海大学出版会.
- 水産庁(編)(1998)「日本の希少な野生水生生物に関するデータブック」 日本水産資源保護協会.
- 環境省レッドリスト(2006, 2007).
- 熊本県(2009)「改訂・熊本県の保護上重要な野生動植物-レッドデータブックくまもと2009-」.