第13・14回公開セミナー「福島原発で起きていること-放射能汚染と付き合う社会の到来」のお知らせ
テーマ:「福島原発で起きていること-放射能汚染と付き合う社会の到来」
講師:荻野 晃也氏(元京都大学工学部原子核工学科講師/電磁波環境研究所所長)
参加費:入場無料
主催:熊本学園大学水俣学研究センター
第13回公開セミナー
日時/ 5月10日(火)18:30~20:30
場所/水俣市立公民館第1研修室2F(所在地:水俣市浜町2 丁目10-26 Tel: 0966-63-8402)
お問い合わせ/熊本学園大学水俣学現地研究センター ℡0966-63-5030
第14回公開セミナー
日時/5月11日(水)18:30~20:30
場所/熊本学園大学14号館高橋守雄記念ホール (所在地:熊本市大江2丁目5-1)
お問い合わせ/熊本学園大学水俣学研究センター ℡096-364-8913
3月11日東北関東大地震による大津波で1万4千名余の死者と、1万名を超える不明者を出す大きな被害が発生しました。被災された皆さんに哀悼の意を表します。
さらに、大津波の影響で福島第一原発では運転中の原子炉は緊急停止したものの、電源を喪失し、炉心を安定的に冷却することが不可能になり、12日に1号炉が、15日に3号炉と4号炉の建屋が爆発炎上する事態が起きました。定期点検中の4号炉では使用済燃料保管プールが冷却できなくなるなど、連鎖反応的に事故は継続し、放射能は漏れ続けています。
今回の事故は、25年前のチェルノブイリ原発事故と同程度のレベル7の最悪の原発事故となりました。福島原発から放出された放射能により、住民は半径30km圏内からの避難、それ以遠の高濃度汚染地域の計画避難を余儀なくされました。福島県や群馬県産の野菜の出荷停止、太平洋への放射能排水の放流により、広範な海域が放射能で汚染されました。私たちはこれから数十年にわたり、放射能汚染と付き合わざるを得ない生活を強いられます。
東京電力や原子力保安院からの情報は断片的であり、市民にはわかりにくいです。今、福島第一原発で何が起きているのかを長年反原発運動に科学者として関わってこられた荻野先生をお招きして、今回の放射能漏れ事故に関する正しい知識を共有化し、今後私たちが取り組む方向を考えていきたいと思います。関心のある方は是非ともご参加ください。
公開セミナー・シンポジウムの開催スケジュール
第12回公開セミナー「自立した水俣芦北地域を考える集い」のご案内
第12回公開セミナー「自立した水俣芦北地域を考える集い」
講師 炭谷 茂(元環境省事務次官/環境福祉学会副会長)
講演 「ともに活かしあう社会に向けて~社会的企業の可能性と地域の発展~」
期 日:平成23年5月8日(日)13:30~
場 所:水俣市公民館ホール
対 象:水俣・芦北地域の住民
主 催:熊本学園大学水俣学研究センター
共 催:自立した水俣芦北地域研究会
資料代:500円
皆様のご参加をお待ちしております。
第11回公開セミナー「自然産業に関する研究会」のご案内
第11回公開セミナー「自然産業に関する研究会」
日時:2月21日(月)17時から
場所:水俣学現地研究センター2階(水俣市浜町2-7-13 TEL/FAX:0966-63-5030)
JEC環境会議が中心となって、ニッセイ財団から助成を受けて
「持続可能な農業・農村の再構築をめざして――自然資源経済の再生――」
という研究プロジェクトが立ち上がりました。
その調査の対象地の一つとして水俣・芦北地域を取り上げたいとのことで、研究チームのかたがたが来水されます。
また、水俣学研究センターとしても、これまで地域戦略プラットフォームで、自然産業を取り上げてきました。
さらに、昨年秋以降、市民グループや被害者団体のかたがたが中心になって、自立する水俣・芦北地域研究会が立ち上がり、地域の将来のあり方を考える討論を続けています。
これらの交錯するところで、勉強会をしようと企画しました。
話題提供
水俣・芦北地域の農林業について
芦北地域振興局農業普及・振興課 福岡さん
討論参加者(ゲストのかたがた)
水俣市農林水産課 田中さん
除本理史(東京経済大学経済学部)JEC環境会議
佐無田光(金沢大学人間環境研究科)JEC環境会議
尾崎寛直(東京経済大学経済学部)JEC環境会議
DOがくもんⅩⅦ 特別セミナー「水俣の未来へ ~水俣学研究5年のあゆみ~」
11月21日(土)14:00~17:00 インターネットライブ中継を行います。
水俣学研究センターHP「水俣学講義ライブ中継はこちら」からご覧になれます。
当日の配布資料が5種類ございます。
Hpの構造上、3種類のみ、ここからご覧になれます。 もう2種類(基調講演、原田資料・水俣学研究センター参考資料)は、11月4日のセミナー案内の参考資料にございますので、お手数ですが、そちらからご覧になってください。
DOがくもんⅩⅦ 特別セミナー「水俣の未来へ ~水俣学研究5年のあゆみ~」開催のお知らせ
水俣病の公式確認から半世紀。「負の遺産」としての水俣病事件の全体像解明をベースに、水俣・芦北地域に暮らす人々と共に、一人ひとりの生き方や社会の有り様を問い直す、新たな学としての「水俣学」。5年間の取り組みの成果と課題をもとに、失敗の歴史とこれからの水俣について共に考えたいと思います。
日 時:11月21日(土) 14:00~17:00
場 所:熊本学園大学14号館3階 1431教室
プログラムは、参考資料2をご覧ください。
参考資料1は、当日の配布資料(水俣学研究センター参考資料)参考資料3は、基調講演原田資料です。