水俣学プロジェクト2

水俣学プロジェクト2

2023年度

第2班<地域社会と環境>研究プロジェクト
埋立地などの地域課題と水俣病を核とした街づくり提言に向けた調査研究を、水俣学アーカイブを活用し行ってきた。
2023年度は、Jパワー(電源開発㈱)が芦北、水俣、出水の山間部に計画している巨大風力発電計画(仮称)肥薩ウインドファームについて、5月から6月にかけて、環境影響評価準備書の縦覧手続きとパブリックコメントの募集が行われた。準備書の内容の問題点の整理及び意見書の作成について、協力した。中地が取りまとめた内容を参考にして、市民意見が提出された。
また、準備書に対する熊本県知事意見を作成するために、10月20日に熊本県主催の公聴会が開催されたので、中地が計画に対する問題点について、意見を述べた。
その後、風力発電に反対する水俣の市民団体がまとまり、水俣の環境を考える市民会議の結成されることになり、運営委員会等に参加している。
また、水俣の暮らしを考えるみんなの会に参加し、水俣病問題、百間排水口樋門撤去問題、風力発電計画、川内原発の運転延長問題など、水俣で取り組まれている市民運動について、情報収集するとともに、運営に協力してきた。

過去の活動報告